第50回 理学療法士国家試験 午前 第95問
臨床医学第50回午前
第50回 理学療法士国家試験 午前 第95問(臨床医学)の正答は 3 です。肝硬変では門脈圧亢進により側副血行路が発達し、食道下部の粘膜下に食道静脈瘤ができる。
問題
肝硬変の患者が多量の吐血をした場合の原因として可能性が高いのはどれか。
- 1. 出血性胃炎
- 2. 吻合部潰瘍
- 3. 食道静脈瘤 ✓
- 4. アカラシア
- 5. 逆流性食道炎
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 41.2%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 食道静脈瘤
肝硬変では門脈圧亢進により側副血行路が発達し、食道下部の粘膜下に食道静脈瘤ができる。これが破裂すると大量に吐血する。
【各選択肢の解説】
1. 出血性胃炎
❌ 誤り。吐血の原因にはなるが、肝硬変に特有の機序はない。正しくは、肝硬変患者の大量吐血で最も考えるべきは食道静脈瘤の破裂である。
❌ 誤り。吐血の原因にはなるが、肝硬変に特有の機序はない。正しくは、肝硬変患者の大量吐血で最も考えるべきは食道静脈瘤の破裂である。
2. 吻合部潰瘍
❌ 誤り。胃切除などの手術後に吻合部にできる潰瘍で、肝硬変とは関係しない。正しくは、手術歴のある患者で考える原因である。
❌ 誤り。胃切除などの手術後に吻合部にできる潰瘍で、肝硬変とは関係しない。正しくは、手術歴のある患者で考える原因である。
3. 食道静脈瘤
✅ 正しい。門脈の血液が肝臓を通れず、左胃静脈から食道の静脈を経て大静脈系へ流れるため、食道の静脈が拡張する。壁が薄く高い圧がかかるので、破裂すると大量の吐血になる。
✅ 正しい。門脈の血液が肝臓を通れず、左胃静脈から食道の静脈を経て大静脈系へ流れるため、食道の静脈が拡張する。壁が薄く高い圧がかかるので、破裂すると大量の吐血になる。
4. アカラシア
❌ 誤り。正しくは、下部食道括約筋が弛緩しない疾患で、嚥下困難・つかえ感・食物の逆流が主な症状である。
❌ 誤り。正しくは、下部食道括約筋が弛緩しない疾患で、嚥下困難・つかえ感・食物の逆流が主な症状である。
5. 逆流性食道炎
❌ 誤り。正しくは、胸やけ・呑酸が主な症状で、出血しても少量のことが多い。
❌ 誤り。正しくは、胸やけ・呑酸が主な症状で、出血しても少量のことが多い。
【試験対策ポイント】
門脈圧亢進でできる側副血行路:
- 食道・胃静脈瘤(破裂で大量吐血)
- 腹壁静脈の怒張(メドゥーサの頭)
- 直腸の静脈の拡張
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