PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午前 第95問

臨床医学第50回午前

第50回 理学療法士国家試験 午前 第95問(臨床医学)の正答は 3 です。肝硬変では門脈圧亢進により側副血行路が発達し、食道粘膜下に食道静脈瘤が形成されます。

問題
肝硬変の患者が多量の吐血をした場合の原因として可能性が高いのはどれか。
  1. 1. 出血性胃炎
  2. 2. 吻合部潰瘍
  3. 3. 食道静脈瘤
  4. 4. アカラシア
  5. 5. 逆流性食道炎

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:3番 — 食道静脈瘤

肝硬変では門脈圧亢進により側副血行路が発達し、食道粘膜下に食道静脈瘤が形成されます。これが破裂すると大量吐血をきたし、生命に関わります。


【各選択肢の解説】

1. 出血性胃炎
❌ 誤り。吐血の原因にはなりますが、肝硬変患者の大量吐血として最も可能性が高いのは食道静脈瘤破裂です。
2. 吻合部潰瘍
❌ 誤り。胃切除後など手術既往のある場合の合併症で、肝硬変に特徴的な原因ではありません。
3. 食道静脈瘤
✅ 正しい。門脈圧亢進による食道静脈瘤の破裂は肝硬変患者の大量吐血の典型的原因です。
4. アカラシア
❌ 誤り。下部食道括約筋の弛緩不全による嚥下障害・つかえ感が主症状で、大量吐血の原因ではありません。
5. 逆流性食道炎
❌ 誤り。胸やけや少量の出血はあり得ますが、大量吐血の主因にはなりません。

【試験対策ポイント】

肝硬変の合併症は門脈圧亢進を軸に整理する。側副血行路の発達→食道・胃静脈瘤(破裂で大量吐血)・腹壁静脈怒張(メドゥーサの頭)・痔核、さらに脾腫・腹水・肝性脳症・出血傾向(凝固因子低下)。「肝硬変+大量吐血=食道静脈瘤破裂」は鉄板の組合せ。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第50回 全問一覧

▶ 臨床医学 の過去問一覧

スポンサーリンク