第50回 理学療法士国家試験 午前 第96問
臨床医学第50回午前
第50回 理学療法士国家試験 午前 第96問(臨床医学)の正答は 4 です。繰り返し現れる具体的な幻視は、Lewy小体型認知症の中核的特徴の一つである(McKeithらの国際診断基準 2017)。
問題
Alzheimer型認知症と比較してLewy小体型認知症に特徴的なのはどれか。
- 1. 常同行動
- 2. 取り繕い
- 3. 物盗られ妄想
- 4. 繰り返される幻視 ✓
- 5. 初期からの記憶障害
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 53.3%参考値
15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 繰り返される幻視
繰り返し現れる具体的な幻視は、Lewy小体型認知症の中核的特徴の一つである(McKeithらの国際診断基準 2017)。Alzheimer型では目立たない。
【各選択肢の解説】
1. 常同行動
❌ 誤り。正しくは、同じ行動を繰り返す常同行動は前頭側頭型認知症に特徴的である。
❌ 誤り。正しくは、同じ行動を繰り返す常同行動は前頭側頭型認知症に特徴的である。
2. 取り繕い
❌ 誤り。正しくは、答えられない質問をその場の言い訳でごまかす取り繕いはAlzheimer型でみられやすい。
❌ 誤り。正しくは、答えられない質問をその場の言い訳でごまかす取り繕いはAlzheimer型でみられやすい。
3. 物盗られ妄想
❌ 誤り。正しくは、置き忘れた物を盗られたと訴える物盗られ妄想はAlzheimer型に多い。
❌ 誤り。正しくは、置き忘れた物を盗られたと訴える物盗られ妄想はAlzheimer型に多い。
4. 繰り返される幻視
✅ 正しい。人や小動物などがありありと見える幻視が繰り返し出る。Lewy小体型では後頭葉の血流・代謝の低下(SPECT・PET)がみられ、視覚にかかわる領域の機能低下が幻視と関連すると考えられている。
✅ 正しい。人や小動物などがありありと見える幻視が繰り返し出る。Lewy小体型では後頭葉の血流・代謝の低下(SPECT・PET)がみられ、視覚にかかわる領域の機能低下が幻視と関連すると考えられている。
5. 初期からの記憶障害
❌ 誤り。正しくは、初期から記憶障害が目立つのはAlzheimer型で、Lewy小体型の初期は記憶障害が目立たないことがある。
❌ 誤り。正しくは、初期から記憶障害が目立つのはAlzheimer型で、Lewy小体型の初期は記憶障害が目立たないことがある。
【試験対策ポイント】
| 型 | 特徴 |
|---|---|
| Alzheimer型 | 初期からの記憶障害・取り繕い・物盗られ妄想 |
| Lewy小体型 | 繰り返す幻視・認知機能の変動・パーキンソニズム・レム睡眠行動異常症 |
| 前頭側頭型 | 人格変化・脱抑制・常同行動 |
Lewy小体型は抗精神病薬に過敏で、副作用が出やすい点も問われる。
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