PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午後 第23問

理学療法評価学第50回午後

第50回 理学療法士国家試験 午後 第23問(理学療法評価学)の正答は 3・5 です。段階2は重力を除いた肢位で測定します。

問題
Danielsらの徒手筋力テストで段階2における筋と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 棘上筋 ─── 腹臥位
  2. 2. 大菱形筋 ─── 側臥位
  3. 3. 肩甲下筋 ─── 腹臥位
  4. 4. 小円筋 ─── 背臥位
  5. 5. 前鋸筋 ─── 座位

正答:3・5番

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解説
■ 正答:3・5番 — 肩甲下筋(腹臥位)、前鋸筋(座位)

段階2は重力を除いた肢位で測定します。肩甲下筋(肩内旋)の段階2は腹臥位で行い、前鋸筋(肩甲骨外転・上方回旋)の段階2は座位で前方リーチさせて測定します。3と5が正しい組合せです。


【各選択肢の解説】

1. 棘上筋 ─ 腹臥位
❌ 誤り。棘上筋(外転初動)の段階2は座位など重力を除いた肢位で行うのが一般的で、腹臥位の組合せは適切でありません。
2. 大菱形筋 ─ 側臥位
❌ 誤り。菱形筋(肩甲骨内転・挙上)の段階2は腹臥位で重力を除いて評価するのが基本で、側臥位の組合せは標準的でありません。
3. 肩甲下筋 ─ 腹臥位
✅ 正しい。肩甲下筋(肩内旋)の段階2は腹臥位で上腕を台から下げ、重力を除いて内旋させる肢位で評価します。
4. 小円筋 ─ 背臥位
❌ 誤り。小円筋(肩外旋)の段階2は腹臥位で重力を除いて外旋を評価するのが基本で、背臥位は適切でありません。
5. 前鋸筋 ─ 座位
✅ 正しい。前鋸筋の段階2は座位で上肢を前方へ押し出し(肩甲骨外転)、重力の影響を減じて評価します。

【試験対策ポイント】

肩甲帯・肩関節筋のMMT段階2(重力除去肢位)の代表:

段階2の肢位
肩甲下筋(内旋)腹臥位
小円筋・棘下筋(外旋)腹臥位
前鋸筋座位(前方リーチ)
菱形筋腹臥位

「回旋筋は腹臥位で重力除去」「前鋸筋は座位」を軸に整理すると組合せ問題に対応できます。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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