PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午後 第24問

理学療法評価学第50回午後

第50回 理学療法士国家試験 午後 第24問(理学療法評価学)の正答は 4 です。脳卒中患者を「症状なし(0)」から「死亡(6)」まで段階分類できるのはModified Rankin scale(mRS)です。

問題
脳卒中患者の状態を症状なしから死亡までに分類できるのはどれか。
  1. 1. Fugl-Meyer assessment
  2. 2. GCS(Glasgow coma scale)
  3. 3. Modified Ashworth scale
  4. 4. Modified Rankin scale
  5. 5. SIAS

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — Modified Rankin scale

脳卒中患者を「症状なし(0)」から「死亡(6)」まで段階分類できるのはModified Rankin scale(mRS)です。mRSは日常生活の障害度・自立度を0〜6の7段階で表す代表的な転帰評価尺度です。


【各選択肢の解説】

1. Fugl-Meyer assessment
❌ 誤り。片麻痺の運動・感覚・関節など機能障害を点数化する評価で、「症状なし〜死亡」までを分類するものではありません。
2. GCS(Glasgow coma scale)
❌ 誤り。開眼・言語・運動反応で意識障害の重症度を評価する尺度で、生活自立度や死亡までの転帰分類ではありません。
3. Modified Ashworth scale
❌ 誤り。痙縮(筋緊張)の程度を0〜4で評価する尺度で、全身的な転帰や死亡を含む分類ではありません。
4. Modified Rankin scale
✅ 正しい。0(症状なし)〜5(重度障害・全介助)、6(死亡)まで、脳卒中の機能的転帰・自立度を段階分類する尺度です。
5. SIAS
❌ 誤り。脳卒中の運動・感覚・体幹など多項目の機能障害を総合評価する尺度で、死亡までの転帰分類は含みません。

【試験対策ポイント】

脳卒中関連スケールの守備範囲を区別:

尺度評価対象
mRS転帰・生活自立度(0症状なし〜6死亡)
FMA・SIAS機能障害(運動・感覚など)
GCS意識レベル
MAS痙縮(筋緊張)

「症状なし〜死亡の分類=mRS」は決め打ちで覚えてよい頻出知識です。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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