PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午後 第29問

理学療法評価学第50回午後

第50回 理学療法士国家試験 午後 第29問(理学療法評価学)の正答は 1 です。PEDIは6か月〜7歳半の小児を対象に、セルフケア・移動・社会的機能の3領域について「機能的スキル」「介護者による援助」「修正」を評価する尺度です。

問題
PEDI(pediatric evaluation of disability inventory)で正しいのはどれか。
  1. 1. 機能的スキルを測定する。
  2. 2. 脳性麻痺は対象にならない。
  3. 3. 出生直後から使用可能である。
  4. 4. 社会的機能は評価項目に含まれない。
  5. 5. 評価に要する時間はWeeFIMより短い。

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 機能的スキルを測定する。

PEDIは6か月〜7歳半の小児を対象に、セルフケア・移動・社会的機能の3領域について「機能的スキル」「介護者による援助」「修正」を評価する尺度です。子どもが実際に行える機能的スキルを測定する点が中核で、選択肢1が正しい記述です。


【各選択肢の解説】

1. 機能的スキルを測定する。
✅ 正しい。PEDIは日常生活で必要な機能的スキルの遂行能力を測定する小児評価尺度です。
2. 脳性麻痺は対象にならない。
❌ 誤り。脳性麻痺をはじめ発達障害児に広く用いられる代表的評価です。
3. 出生直後から使用可能である。
❌ 誤り。対象年齢は概ね生後6か月〜7歳6か月で、出生直後には使用しません。
4. 社会的機能は評価項目に含まれない。
❌ 誤り。セルフケア・移動とともに社会的機能が3領域の一つとして含まれます。
5. 評価に要する時間はWeeFIMより短い。
❌ 誤り。PEDIは項目数が多く詳細で、WeeFIMより評価に時間を要します。

【試験対策ポイント】

小児ADL評価はPEDI(6か月〜7歳半・3領域=セルフケア/移動/社会的機能・詳細)とWeeFIM(FIMの小児版・6か月〜7歳・簡便)の対比で覚えます。PEDIは機能的スキル・援助・修正の3側面を評価し、面接や観察で実施する点が特徴です。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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