PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午後 第32問

理学療法評価学第50回午後

第50回 理学療法士国家試験 午後 第32問(理学療法評価学)の正答は 1・3 です。前十字靱帯は脛骨が大腿骨に対して前方へずれるのを止める靱帯である。

問題
膝前十字靱帯断裂の評価で適切な検査法はどれか。2つ選べ。
  1. 1. 前方引き出しテスト ✓
  2. 2. Barlowテスト
  3. 3. N-テスト ✓
  4. 4. Ortolaniテスト
  5. 5. Patrickテスト

正答:1・3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 72.2%参考値

18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1・3番 — 前方引き出しテスト・N-テスト

前十字靱帯は脛骨が大腿骨に対して前方へずれるのを止める靱帯である。脛骨の前方への動揺をみる前方引き出しテストと、前外側への回旋の不安定性をみるN-テストが適切で、残りは股関節・仙腸関節の検査である。


【各選択肢の解説】

1. 前方引き出しテスト
✅ 正しい。膝90°屈曲位で脛骨近位を前方へ引き、前十字靱帯が断裂していると脛骨の前方移動が大きくなる。
2. Barlowテスト
❌ 誤り。正しくは乳児の股関節を内転・後方へ押して脱臼するかをみる、発育性股関節形成不全の検査である。
3. N-テスト
✅ 正しい。膝に外反と下腿内旋を加えながら屈曲位から伸展させ、伸展の途中で脛骨が前方へ亜脱臼する(pivot shift)かをみる。前十字靱帯断裂による回旋の不安定性を検出する。
4. Ortolaniテスト
❌ 誤り。正しくは乳児の脱臼した股関節を外転して整復されるとき(クリック)をみる、発育性股関節形成不全の検査である。
5. Patrickテスト
❌ 誤り。正しくは股関節を屈曲・外転・外旋(あぐらの形)にして痛みをみる、股関節・仙腸関節の病変の検査である。

【試験対策ポイント】

検査対象
前方引き出し・Lachman・N-テスト(pivot shift)膝前十字靱帯
後方引き出し膝後十字靱帯
Barlow・Ortolani乳児の股関節(発育性股関節形成不全)
Patrick股関節・仙腸関節
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