第50回 理学療法士国家試験 午後 第36問
理学療法治療学第50回午後
第50回 理学療法士国家試験 午後 第36問(理学療法治療学)の正答は 2 です。超音波療法は深部の温熱作用と機械的作用をもつ。
問題
超音波療法について正しいのはどれか。
- 1. 周波数は深達度に影響しない。
- 2. 成長期の小児の骨端線への照射は避ける。 ✓
- 3. 水中の照射では温熱効果は期待できない。
- 4. 機械的刺激で細胞の膜透過性が抑制される。
- 5. 空気中の照射では皮膚とプローブを約10cm離す。
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 90.9%参考値
11人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 成長期の小児の骨端線への照射は避ける。
超音波療法は深部の温熱作用と機械的作用をもつ。成長期の骨端線(成長板)に照射すると骨の成長に影響するおそれがあるため避ける。ほかの選択肢は、周波数・水中法・機械的作用・介在物の基本を取り違えている。
【各選択肢の解説】
1. 周波数は深達度に影響しない。
❌ 誤り。周波数が高いほど浅い組織で吸収される。正しくは周波数は深達度を決め、1MHzは深部、3MHzは浅部に作用する。
❌ 誤り。周波数が高いほど浅い組織で吸収される。正しくは周波数は深達度を決め、1MHzは深部、3MHzは浅部に作用する。
2. 成長期の小児の骨端線への照射は避ける。
✅ 正しい。骨は超音波をよく吸収して温度が上がりやすく、成長中の骨端線を傷めるおそれがあるため、照射を避ける部位とされる。
✅ 正しい。骨は超音波をよく吸収して温度が上がりやすく、成長中の骨端線を傷めるおそれがあるため、照射を避ける部位とされる。
3. 水中の照射では温熱効果は期待できない。
❌ 誤り。水は超音波をよく伝える。正しくは水中法でも温熱効果は得られ、凹凸のある手足などに用いる。
❌ 誤り。水は超音波をよく伝える。正しくは水中法でも温熱効果は得られ、凹凸のある手足などに用いる。
4. 機械的刺激で細胞の膜透過性が抑制される。
❌ 誤り。正しくは超音波の機械的作用(非温熱作用)では細胞の膜透過性が亢進し、組織の修復を促す。
❌ 誤り。正しくは超音波の機械的作用(非温熱作用)では細胞の膜透過性が亢進し、組織の修復を促す。
5. 空気中の照射では皮膚とプローブを約10cm離す。
❌ 誤り。空気は超音波をほとんど伝えない。正しくはゲルなどの介在物を塗ってプローブを皮膚に密着させて照射する。
❌ 誤り。空気は超音波をほとんど伝えない。正しくはゲルなどの介在物を塗ってプローブを皮膚に密着させて照射する。
【試験対策ポイント】
- 周波数:1MHz=深部、3MHz=浅部
- 介在物:空気は伝わらない→ゲル・水を使う
- 避ける部位:成長期の骨端線・眼・妊娠中の腹部・悪性腫瘍・ペースメーカー周囲
- 作用:温熱作用+機械的作用(膜透過性の亢進)
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