PTカコモン — 理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午後 第40問

理学療法評価学第50回午後
2型糖尿病患者に対する教育入院後1か月の効果を示すのに適切なのはどれか。\n1. CRP\n2. 尿糖\n3. HbA1c\n4. 空腹時血糖\n5. 血中アルブミン
  1. 1. CRP
  2. 2. 尿糖
  3. 3. HbA1c ✓
  4. 4. 空腹時血糖
  5. 5. 血中アルブミン

正答:3番

解説
■ 正答:3番 — HbA1c 教育入院後1か月の血糖管理の効果を評価するには、過去1~3か月の平均血糖値を反映するHbA1cが最適です。空腹時血糖は日々変動するため短期効果の評価に不向きで、HbA1cは患者教育による生活習慣改善の成果を客観的に示す指標として適切です。 --- 【各選択肢の解説】 1. CRP ❌ 誤り。C反応性蛋白は炎症マーカーであり、糖尿病の血糖管理効果を評価する指標ではありません。 2. 尿糖 ❌ 誤り。尿糖は血糖値が腎閾値(約180mg/dL)を超えた時のみ出現するため、血糖管理の指標として感度が低く、短期変化を反映しにくいです。 3. HbA1c ✅ 正しい。赤血球寿命(約120日)の間の平均血糖値を反映し、過去1~3か月の血糖管理状況を評価できるため、教育入院後の効果判定に最適な指標です。 4. 空腹時血糖 ❌ 誤り。日々の食事や運動の影響を受けて変動しやすく、1か月という短期間での教育効果を安定的に評価するには不向きです。 5. 血中アルブミン ❌ 誤り。蛋白栄養状態を反映する指標であり、血糖管理効果の評価とは関連がありません。 --- 【試験対策ポイント】 • HbA1c:過去1~3か月の平均血糖値、糖尿病管理の長期評価に適切 • 空腹時血糖:日内変動が大きく、短期効果判定には不適切 • 教育入院後の効果判定=HbA1c変化で評価(患者教育の成果を示すゴールドスタンダード)
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