第50回 理学療法士国家試験 午後 第39問
理学療法治療学第50回午後
第50回 理学療法士国家試験 午後 第39問(理学療法治療学)の正答は 1 です。口をすぼめて息を吐くと口元に抵抗ができ、気道内の圧が高く保たれる。
問題
口すぼめ呼吸で正しいのはどれか。
- 1. 気道の虚脱を抑える。 ✓
- 2. 全肺気量を増加させる。
- 3. 吸気時間を延長させる。
- 4. 呼吸仕事量を増加させる。
- 5. 機能的残気量を増加させる。
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 45.5%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 気道の虚脱を抑える。
口をすぼめて息を吐くと口元に抵抗ができ、気道内の圧が高く保たれる。COPDなどで呼気時につぶれやすい末梢気道が開いたまま保たれ、肺の中の空気を吐き出しやすくなる。
【各選択肢の解説】
1. 気道の虚脱を抑える。
✅ 正しい。口すぼめで呼気に抵抗をかけると気道内圧が上がり、外から押されてつぶれやすい末梢気道の虚脱(早期閉塞)を防げる。
✅ 正しい。口すぼめで呼気に抵抗をかけると気道内圧が上がり、外から押されてつぶれやすい末梢気道の虚脱(早期閉塞)を防げる。
2. 全肺気量を増加させる。
❌ 誤り。全肺気量は胸郭と肺の大きさで決まり、呼吸法では増えない。正しくは口すぼめ呼吸は呼出を助けてエアトラッピングを減らす呼吸法である。
❌ 誤り。全肺気量は胸郭と肺の大きさで決まり、呼吸法では増えない。正しくは口すぼめ呼吸は呼出を助けてエアトラッピングを減らす呼吸法である。
3. 吸気時間を延長させる。
❌ 誤り。正しくは延長するのは呼気時間で、ゆっくり長く吐くことで呼吸数が減り1回換気量が増える。
❌ 誤り。正しくは延長するのは呼気時間で、ゆっくり長く吐くことで呼吸数が減り1回換気量が増える。
4. 呼吸仕事量を増加させる。
❌ 誤り。正しくは気道の虚脱が減り効率よく換気できるため、呼吸仕事量は減少し呼吸困難も軽くなる。
❌ 誤り。正しくは気道の虚脱が減り効率よく換気できるため、呼吸仕事量は減少し呼吸困難も軽くなる。
5. 機能的残気量を増加させる。
❌ 誤り。正しくは空気を吐き出しやすくなるため肺の過膨張が改善し、機能的残気量は減少する方向に働く。
❌ 誤り。正しくは空気を吐き出しやすくなるため肺の過膨張が改善し、機能的残気量は減少する方向に働く。
【試験対策ポイント】
口すぼめ呼吸の効果は一続きで覚える。
- 気道内圧上昇→末梢気道の虚脱を防ぐ
- 呼気時間の延長・呼吸数減少・1回換気量増加
- エアトラッピング減少→機能的残気量減少
- 呼吸仕事量・呼吸困難の軽減
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