第50回 理学療法士国家試験 午後 第42問
生理学第50回午後
第50回 理学療法士国家試験 午後 第42問(生理学)の正答は 4 です。全身持久力(有酸素)トレーニングの長期効果では、骨格筋の毛細血管密度はむしろ「増加」します。
問題
全身持久力トレーニングの長期効果について誤っているのはどれか。
- 1. 血圧の低下
- 2. 心拍出量の増加
- 3. 最大酸素摂取量の増加
- 4. 骨格筋毛細血管密度の減少 ✓
- 5. 動静脈酸素含有量較差の増加
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 45.5%参考値
11人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 骨格筋毛細血管密度の減少
全身持久力(有酸素)トレーニングの長期効果では、骨格筋の毛細血管密度はむしろ「増加」します。これは末梢での酸素供給能を高める適応であり、「減少」とする選択肢4が誤りです。
【各選択肢の解説】
1. 血圧の低下
✅ 正しい。持久力トレーニングは安静時血圧を低下させる効果があります。
✅ 正しい。持久力トレーニングは安静時血圧を低下させる効果があります。
2. 心拍出量の増加
✅ 正しい。1回拍出量の増大により最大運動時の心拍出量が増加します。
✅ 正しい。1回拍出量の増大により最大運動時の心拍出量が増加します。
3. 最大酸素摂取量の増加
✅ 正しい。中心性・末梢性の適応によりVO2maxが増加します。
✅ 正しい。中心性・末梢性の適応によりVO2maxが増加します。
4. 骨格筋毛細血管密度の減少
❌ 誤り。毛細血管密度は増加し、酸素・基質の供給能が高まります。記述が逆です。
❌ 誤り。毛細血管密度は増加し、酸素・基質の供給能が高まります。記述が逆です。
5. 動静脈酸素含有量較差の増加
✅ 正しい。末梢での酸素利用能向上により、動静脈酸素較差(A-VO2 difference)が拡大します。
✅ 正しい。末梢での酸素利用能向上により、動静脈酸素較差(A-VO2 difference)が拡大します。
【試験対策ポイント】
有酸素トレーニングの適応は中心性(1回拍出量↑・心拍出量↑・安静時心拍数↓)と末梢性(毛細血管密度↑・ミトコンドリア↑・酸化酵素↑・動静脈酸素較差↑)に分けて整理します。VO2max=心拍出量×動静脈酸素較差の式で、両因子が増えてVO2maxが向上すると理解すると、誤りの「減少」を見抜けます。
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