第50回 理学療法士国家試験 午後 第43問
運動学第50回午後
第50回 理学療法士国家試験 午後 第43問(運動学)の正答は 3 です。正常歩行の1歩行周期で、足関節は背屈・底屈の波が2回ずつ生じます(踵接地後の底屈→立脚中期の背屈→踵離地での底屈→遊脚期の背屈)。
問題
正常歩行について正しいのはどれか。
- 1. 股関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが2回生じる。
- 2. 膝関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが1回生じる。
- 3. 足関節は1歩行周期に背屈と底屈とが2回生じる。 ✓
- 4. 一側下肢の立脚相と遊脚相の割合は7:3である。
- 5. 高齢者では歩行比が大きくなる。
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 60%参考値
10人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 足関節は1歩行周期に背屈と底屈とが2回生じる。
正常歩行の1歩行周期で、足関節は背屈・底屈の波が2回ずつ生じます(踵接地後の底屈→立脚中期の背屈→踵離地での底屈→遊脚期の背屈)。一方、股関節は屈伸が各1回、膝関節は屈伸が2回生じます。よって選択肢3が正しい記述です。
【各選択肢の解説】
1. 股関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが2回生じる。
❌ 誤り。股関節は1歩行周期で屈曲・伸展が各1回(屈曲→伸展→屈曲の単一波)です。
❌ 誤り。股関節は1歩行周期で屈曲・伸展が各1回(屈曲→伸展→屈曲の単一波)です。
2. 膝関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが1回生じる。
❌ 誤り。膝関節は屈曲・伸展が2回ずつ生じます(荷重応答期の軽度屈曲と遊脚期の大きな屈曲の二峰性)。
❌ 誤り。膝関節は屈曲・伸展が2回ずつ生じます(荷重応答期の軽度屈曲と遊脚期の大きな屈曲の二峰性)。
3. 足関節は1歩行周期に背屈と底屈とが2回生じる。
✅ 正しい。立脚期と遊脚期を通じ背屈・底屈の波が2回ずつ現れます。
✅ 正しい。立脚期と遊脚期を通じ背屈・底屈の波が2回ずつ現れます。
4. 一側下肢の立脚相と遊脚相の割合は7:3である。
❌ 誤り。正常歩行の立脚相:遊脚相は約6:4(60%:40%)です。
❌ 誤り。正常歩行の立脚相:遊脚相は約6:4(60%:40%)です。
5. 高齢者では歩行比が大きくなる。
❌ 誤り。歩行比(歩幅/歩行率)は高齢者では歩幅減少により小さくなる傾向があります。
❌ 誤り。歩行比(歩幅/歩行率)は高齢者では歩幅減少により小さくなる傾向があります。
【試験対策ポイント】
1歩行周期中の関節運動の波の数は頻出です。股関節=1回(単一波)/膝関節=2回(二峰性)/足関節=2回で覚えます。立脚相:遊脚相=60:40(約6:4)、両脚支持期が1周期に2回(計約20%)という数値も押さえます。
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