PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午後 第49問

理学療法評価学第50回午後

第50回 理学療法士国家試験 午後 第49問(理学療法評価学)の正答は 3 です。3群以上のグループ間で平均値に差があるかを検定する手法は分散分析(ANOVA)です。

問題
3群に分けたグループ間で平均値に差があるかを統計学的に検定する手法で正しいのはどれか。
  1. 1. t検定
  2. 2. 相関分析
  3. 3. 分散分析
  4. 4. 重回帰分析
  5. 5. Welch検定

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 分散分析

3群以上のグループ間で平均値に差があるかを検定する手法は分散分析(ANOVA)です。t検定は2群の平均の比較に用いるため、3群以上では分散分析が適切で、選択肢3が正解です。


【各選択肢の解説】

1. t検定
❌ 誤り。t検定は2群間の平均値の差の検定に用います。3群以上に繰り返し適用すると第一種の過誤が増えるため不適です。
2. 相関分析
❌ 誤り。相関分析は2変数間の関連の強さ(相関係数)を調べる手法で、平均値の差の検定ではありません。
3. 分散分析
✅ 正しい。3群以上の平均値の差を一度に検定する手法で、本設問に合致します。
4. 重回帰分析
❌ 誤り。複数の説明変数から従属変数を予測・説明する手法で、群間の平均差の検定が目的ではありません。
5. Welch検定
❌ 誤り。Welch検定は等分散を仮定しない2群の平均差の検定で、基本的に2群比較に用います。

【試験対策ポイント】

統計手法は目的で整理します。2群の平均差=t検定(等分散ありStudent/なしWelch)、3群以上の平均差=分散分析(ANOVA)、2変数の関連=相関分析、予測・要因=回帰分析。「3群以上の平均比較=分散分析」は頻出の対応です。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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