PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午後 第71問

運動学第50回午後

第50回 理学療法士国家試験 午後 第71問(運動学)の正答は 1 です。上方回旋は関節窩を上へ向ける動きで、肩甲骨下角を外上方へ引く前鋸筋と、僧帽筋(上部・下部)の協同で起こる。

問題
肩甲骨の上方回旋に働く筋はどれか。
  1. 1. 前鋸筋 ✓
  2. 2. 小胸筋
  3. 3. 広背筋
  4. 4. 大菱形筋
  5. 5. 肩甲挙筋

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 86.7%やさしい

30人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — 前鋸筋

上方回旋は関節窩を上へ向ける動きで、肩甲骨下角を外上方へ引く前鋸筋と、僧帽筋(上部・下部)の協同で起こる。上肢を挙上するときに必要な動きである。


【各選択肢の解説】

1. 前鋸筋
✅ 正しい。肋骨から起こり肩甲骨内側縁に付き、とくに下角に付く線維が下角を外側前方へ引くため上方回旋が起こる。長胸神経麻痺で働かなくなると翼状肩甲となり、上肢挙上が難しくなる。
2. 小胸筋
❌ 誤り。小胸筋は烏口突起を前下方へ引く。正しくは肩甲骨の下制・下方回旋に働く。
3. 広背筋
❌ 誤り。広背筋は上腕骨(小結節稜)に停止する。正しくは肩関節の伸展・内転・内旋に働く筋で、肩甲骨を上方回旋させる作用はない。
4. 大菱形筋
❌ 誤り。大菱形筋は肩甲骨内側縁を内上方へ引く。正しくは肩甲骨の内転・挙上・下方回旋に働く。
5. 肩甲挙筋
❌ 誤り。肩甲挙筋は肩甲骨の上角を引き上げる。正しくは肩甲骨の挙上・下方回旋に働く。

【試験対策ポイント】

運動主な筋
上方回旋前鋸筋、僧帽筋(上部・下部)
下方回旋菱形筋(大・小)、肩甲挙筋、小胸筋

肩甲挙筋は「挙上」の名前から上方回旋と取り違えやすい。挙上はするが回旋は下方である。

📗 PTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「運動学」第4章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

PT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 全36冊・全129章/過去問18回分(第44〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学・解剖学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(無料)
無料 / 全36冊・全129章。運動学・解剖学は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第50回 全問一覧

▶ 運動学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)