PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午後 第88問

人間発達学第50回午後

第50回 理学療法士国家試験 午後 第88問(人間発達学)の正答は 1 です。小児の正常発達で最も早く可能になるのは手掌握り(手掌把握)です。

問題
小児の正常発達で最も早く可能になるのはどれか。
  1. 1. 手掌握り
  2. 2. 高這い移動
  3. 3. 1人で座る
  4. 4. つかまり立ち
  5. 5. バイバイをする

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 手掌握り

小児の正常発達で最も早く可能になるのは手掌握り(手掌把握)です。新生児期から原始的な手掌把握反射として認められ、選択肢の中で最も早期に出現します。


【各選択肢の解説】

1. 手掌握り
✅ 正しい。手掌把握は新生児期からみられ(把握反射)、随意的な手掌握りも生後早期に発達します。選択肢中で最も早く可能になります。
2. 高這い移動
❌ 誤り。高這い(膝を伸ばして手足で這う)は10か月前後以降にみられる比較的遅い運動です。
3. 1人で座る
❌ 誤り。支えなしで座れる(独座)のはおおむね生後7〜8か月ごろで、手掌握りより遅れます。
4. つかまり立ち
❌ 誤り。つかまり立ちはおおむね生後8〜10か月ごろで、座位より後に獲得されます。
5. バイバイをする
❌ 誤り。バイバイなどの身ぶり(社会的模倣)は生後9〜10か月以降にみられ、最も遅い部類です。

【試験対策ポイント】

粗大運動の発達順序は頻出です。目安として定頸(首すわり)3〜4か月→寝返り5〜6か月→独座7〜8か月→這い這い8〜9か月→つかまり立ち8〜10か月→つたい歩き10〜11か月→独歩12〜15か月。手の機能は把握反射(新生児)→手掌全体での握り→4〜5か月でリーチ→9〜10か月で指先のつまみ(ピンチ)へと近位から遠位・粗大から微細へ発達します。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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