第50回 理学療法士国家試験 午後 第89問
生理学第50回午後
第50回 理学療法士国家試験 午後 第89問(生理学)の正答は 5 です。加齢では慢性の軽い炎症状態が続き、IL-6やTNF-αなどの炎症性サイトカインが増える(inflammaging)。
問題
加齢に伴い増加するのはどれか。
- 1. 速筋線維
- 2. ビタミンD
- 3. 成長ホルモン
- 4. α運動神経細胞
- 5. 炎症性サイトカイン ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 89.7%参考値
29人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 炎症性サイトカイン
加齢では慢性の軽い炎症状態が続き、IL-6やTNF-αなどの炎症性サイトカインが増える(inflammaging)。これがサルコペニアやフレイルの一因とされる。他の4つは加齢で減る。
【各選択肢の解説】
1. 速筋線維
❌ 誤り。加齢による筋萎縮はタイプⅡ(速筋)線維で目立つ。正しくは速筋線維は数・太さとも減少し、筋力やとっさの動きが落ちる。
❌ 誤り。加齢による筋萎縮はタイプⅡ(速筋)線維で目立つ。正しくは速筋線維は数・太さとも減少し、筋力やとっさの動きが落ちる。
2. ビタミンD
❌ 誤り。皮膚でのビタミンD合成能と腎での活性化が低下し、日光に当たる機会も減る。正しくは高齢者ではビタミンDは低下しやすく、骨粗鬆症・筋力低下に関わる。
❌ 誤り。皮膚でのビタミンD合成能と腎での活性化が低下し、日光に当たる機会も減る。正しくは高齢者ではビタミンDは低下しやすく、骨粗鬆症・筋力低下に関わる。
3. 成長ホルモン
❌ 誤り。成長ホルモンの分泌は思春期をピークに年齢とともに減る。正しくは加齢で低下し、筋量の減少や体脂肪の増加に関わる。
❌ 誤り。成長ホルモンの分泌は思春期をピークに年齢とともに減る。正しくは加齢で低下し、筋量の減少や体脂肪の増加に関わる。
4. α運動神経細胞
❌ 誤り。脊髄前角のα運動神経細胞は加齢とともに脱落する。正しくは減少し、運動単位の数が減る。
❌ 誤り。脊髄前角のα運動神経細胞は加齢とともに脱落する。正しくは減少し、運動単位の数が減る。
5. 炎症性サイトカイン
✅ 正しい(=正答)。免疫の老化や内臓脂肪の増加などで炎症性サイトカインの産生が高い状態が続き、筋たんぱくの分解を促す。
✅ 正しい(=正答)。免疫の老化や内臓脂肪の増加などで炎症性サイトカインの産生が高い状態が続き、筋たんぱくの分解を促す。
【試験対策ポイント】
| 加齢で増える | 加齢で減る |
|---|---|
| 炎症性サイトカイン・体脂肪 | 速筋線維・α運動神経細胞・成長ホルモン・ビタミンD |
サルコペニア=特に速筋(タイプⅡ)線維の萎縮が中心。
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