第51回 理学療法士国家試験 午前 第10問
理学療法治療学第51回午前
第51回 理学療法士国家試験 午前 第10問(理学療法治療学)の正答は 1 です。尖足には足関節背屈筋(前脛骨筋など)を収縮させる。
問題
70歳の男性。15年前の脳出血による右痙性片麻痺。右尖足に対して機能的電気刺激を行うこととした。刺激部位として適切なのはどれか。
- 1. A ✓
- 2. B
- 3. C
- 4. D
- 5. E
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 41.7%参考値
24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — A
尖足には足関節背屈筋(前脛骨筋など)を収縮させる。Aは腓骨頭の直下で、背屈筋を支配する総腓骨神経が浅いところを通るため、少ない電流で背屈を引き出せる。
【各選択肢の解説】
1. A
✅ 正しい(=正答)。総腓骨神経は腓骨頭の下を回り込んで皮膚の近くを走る。ここを刺激すると前脛骨筋などの背屈筋が収縮し、遊脚期のつま先の引っかかりを防げる。
✅ 正しい(=正答)。総腓骨神経は腓骨頭の下を回り込んで皮膚の近くを走る。ここを刺激すると前脛骨筋などの背屈筋が収縮し、遊脚期のつま先の引っかかりを防げる。
2. B
❌ 誤り。Bは下腿外側の中央で、長・短腓骨筋の上にあたる。正しくは腓骨筋群の収縮では主に足部の外反が起こり、背屈は十分に得られない。
❌ 誤り。Bは下腿外側の中央で、長・短腓骨筋の上にあたる。正しくは腓骨筋群の収縮では主に足部の外反が起こり、背屈は十分に得られない。
3. C
❌ 誤り。Cは足関節の近くで脛骨遠位の上にあたり、刺激して筋を収縮させる部位ではない。正しくは背屈を出すには腓骨頭の下の神経か前脛骨筋の筋腹を刺激する。
❌ 誤り。Cは足関節の近くで脛骨遠位の上にあたり、刺激して筋を収縮させる部位ではない。正しくは背屈を出すには腓骨頭の下の神経か前脛骨筋の筋腹を刺激する。
4. D
❌ 誤り。Dは膝窩の中央で、脛骨神経が通る。正しくは脛骨神経の刺激は下腿三頭筋を収縮させて底屈を起こし、尖足を強める。
❌ 誤り。Dは膝窩の中央で、脛骨神経が通る。正しくは脛骨神経の刺激は下腿三頭筋を収縮させて底屈を起こし、尖足を強める。
5. E
❌ 誤り。Eは下腿後面の腓腹筋の上である。正しくはここを刺激すると底屈が起こり、目的と逆になる。
❌ 誤り。Eは下腿後面の腓腹筋の上である。正しくはここを刺激すると底屈が起こり、目的と逆になる。
【試験対策ポイント】
- 尖足・下垂足へのFES=背屈を出す=総腓骨神経(腓骨頭の下)か前脛骨筋の筋腹
- 下腿後面(膝窩の脛骨神経・腓腹筋)の刺激は底屈=逆効果
- 刺激は遊脚期に合わせて入れる
- 図の問題は、まず前面図か後面図か、骨の目印(腓骨頭・脛骨)がどこかを確かめてから点の位置を読む
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