第51回 理学療法士国家試験 午前 第18問
理学療法治療学第51回午前
第51回 理学療法士国家試験 午前 第18問(理学療法治療学)の正答は 4 です。体位排痰法は、痰のある区域を上にして、重力で太い気管支へ流す。
問題
右外側肺底区の痰に対する体位排痰法(体位ドレナージ)で最も適切な体位はどれか。
- 1. 腹臥位
- 2. 45度前方へ傾けた側臥位
- 3. 背臥位
- 4. 側臥位 ✓
- 5. 45度後方へ傾けた側臥位
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 46.9%難問
32人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 側臥位
体位排痰法は、痰のある区域を上にして、重力で太い気管支へ流す。外側肺底区(S9)は下葉の外側にあるので、その側を真上に向ける側臥位(右S9なら右を上にした左側臥位)が最も適する。
【各選択肢の解説】
1. 腹臥位
❌ 誤り。腹臥位で上を向くのは背側の区域である。正しくは腹臥位は上下葉区(S6)・後肺底区(S10)の排痰に用いる。
❌ 誤り。腹臥位で上を向くのは背側の区域である。正しくは腹臥位は上下葉区(S6)・後肺底区(S10)の排痰に用いる。
2. 45度前方へ傾けた側臥位
❌ 誤り。前へ傾けると上を向くのは背側寄りの区域である。正しくは後上葉区(S2)・S6・S10の排痰に用いる。
❌ 誤り。前へ傾けると上を向くのは背側寄りの区域である。正しくは後上葉区(S2)・S6・S10の排痰に用いる。
3. 背臥位
❌ 誤り。背臥位で上を向くのは腹側の区域である。正しくは肺尖区(S1)・前上葉区(S3)・前肺底区(S8)の排痰に用いる。
❌ 誤り。背臥位で上を向くのは腹側の区域である。正しくは肺尖区(S1)・前上葉区(S3)・前肺底区(S8)の排痰に用いる。
4. 側臥位
✅ 正しい(=正答)。真横に向くと体の外側の区域が最も上になり、外側肺底区から区域気管支・主気管支へ痰が流れる。
✅ 正しい(=正答)。真横に向くと体の外側の区域が最も上になり、外側肺底区から区域気管支・主気管支へ痰が流れる。
5. 45度後方へ傾けた側臥位
❌ 誤り。後ろへ傾けると上を向くのは腹側寄りの区域である。正しくは中葉・舌区(S4・S5)の排痰に用いる。
❌ 誤り。後ろへ傾けると上を向くのは腹側寄りの区域である。正しくは中葉・舌区(S4・S5)の排痰に用いる。
【試験対策ポイント】
(修正排痰体位)
| 体位 | 主な区域 |
|---|---|
| 背臥位 | S1・S3・S8 |
| 腹臥位 | S6・S10 |
| 側臥位 | S9 |
| 45°前方へ傾けた側臥位 | S2・S6・S10 |
| 45°後方へ傾けた側臥位 | S4・S5 |
区域が「前(腹側)・後ろ(背側)・横(外側)」のどこにあるかを考え、そこを上に向けると覚える。
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