PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第51回 理学療法士国家試験 午前 第22問

理学療法評価学第51回午前

第51回 理学療法士国家試験 午前 第22問(理学療法評価学)の正答は 4 です。Oberテストは側臥位で股関節を外転・伸展位から内転させ、内転が制限されれば大腿筋膜張筋・腸脛靱帯の短縮を判定します。

問題
筋とその短縮の有無を調べる検査との組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 腸腰筋 ─────── Speed テスト
  2. 2. 縫工筋 ─────── SLR テスト
  3. 3. 大腿直筋 ────── Thomas テスト
  4. 4. 大腿筋膜張筋 ───── Ober テスト
  5. 5. ハムストリングス ──── Thompson テスト

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 大腿筋膜張筋 ─── Oberテスト

Oberテストは側臥位で股関節を外転・伸展位から内転させ、内転が制限されれば大腿筋膜張筋・腸脛靱帯の短縮を判定します。組合せとして正しい記述です。


【各選択肢の解説】

1. 腸腰筋 ─── Speedテスト
❌ 誤り。Speedテストは上腕二頭筋長頭腱炎の検査です。腸腰筋の短縮はThomasテストで評価します。
2. 縫工筋 ─── SLRテスト
❌ 誤り。SLR(下肢伸展挙上)テストは坐骨神経痛・ハムストリングス短縮の評価です。縫工筋短縮の専用検査ではありません。
3. 大腿直筋 ─── Thomasテスト
❌ 誤り。Thomasテストは主に腸腰筋(股関節屈筋)の短縮を評価します。大腿直筋の短縮はEly(尻上がり)テストで評価します。
4. 大腿筋膜張筋 ─── Oberテスト
✅ 正しい。Oberテストは大腿筋膜張筋・腸脛靱帯の短縮を判定する検査です。
5. ハムストリングス ─── Thompsonテスト
❌ 誤り。Thompsonテストは下腿三頭筋を握ってアキレス腱断裂を調べる検査です。ハムストリングス短縮はSLRや膝窩角で評価します。

【試験対策ポイント】

筋短縮テストの定番組合せを押さえる。腸腰筋=Thomasテスト、大腿直筋=Ely(尻上がり)テスト、大腿筋膜張筋・腸脛靱帯=Oberテスト、ハムストリングス=SLR・膝窩角。紛らわしいSpeedテスト(上腕二頭筋)・Thompsonテスト(アキレス腱断裂)は別系統の検査として区別する。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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