PTカコモン — 理学療法士国家試験 過去問・解説

第51回 理学療法士国家試験 午前 第36問

人間発達学第51回午前
脳性麻痺の痙直型両麻痺で生じやすい肢位はどれか。 1. 踵足 2. 外反母趾 3. 股関節外転位 4. 股関節外旋位 5. クラウチング肢位
  1. 1. 踵足
  2. 2. 外反母趾
  3. 3. 股関節外転位
  4. 4. 股関節外旋位
  5. 5. クラウチング肢位 ✓

正答:5番

解説
■ 正答:5番 — クラウチング肢位 脳性麻痺の痙直型両麻痺では、下肢の抗重力筋(伸筋)が優位に痙縮するため、股関節・膝関節の屈曲位、足関節の底屈位を呈するクラウチング肢位が特徴的に生じやすい。 --- 【各選択肢の解説】 1. 踵足 ❌ 誤り。踵足(ハイヒール肢位)は足関節が底屈位になった状態で、脳性麻痺では爪先立ちになりやすい。 2. 外反母趾 ❌ 誤り。外反母趾は遺伝的素因や足部の構造的問題が主原因であり、脳性麻痺に特異的な肢位ではない。 3. 股関節外転位 ❌ 誤り。痙直型両麻痺では股関節内転筋の痙縮が強く、むしろ内転位になりやすい。 4. 股関節外旋位 ❌ 誤り。脳性麻痺痙直型では股関節は内旋位をとりやすく、外旋位ではない。 5. クラウチング肢位 ✅ 正しい。股関節・膝関節屈曲、足関節底屈位で、下肢屈筋群の痙縮優位により典型的に出現する。 --- 【試験対策ポイント】 • 痙直型両麻痺の特徴肢位:クラウチング肢位(しゃがみ込み姿勢) • 内転筋・底屈筋・屈筋の痙縮が優位 • 下肢の伸展困難により歩行障害が顕著
関連

▶ 第51回 全問一覧

▶ 人間発達学 の過去問一覧