第51回 理学療法士国家試験 午前 第65問
生理学第51回午前
強制呼気時に働く筋はどれか。
1. 胸鎖乳突筋
2. 外肋間筋
3. 大胸筋
4. 横隔膜
5. 腹斜筋
- 1. 胸鎖乳突筋
- 2. 外肋間筋
- 3. 大胸筋
- 4. 横隔膜
- 5. 腹斜筋 ✓
正答:5番
解説
■ 正答:5番 — 腹斜筋
強制呼気(努力呼気)時には腹部筋群が働いて腹腔内圧を高め、横隔膜を上方に押し上げることで呼気を促進します。腹斜筋(内腹斜筋・外腹斜筋)はこの強制呼気の主働筋です。
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【各選択肢の解説】
1. 胸鎖乳突筋
❌ 誤り。補助吸気筋であり、強制吸気時に首を前屈させて胸郭を挙上させるのに働きます。呼気には関与しません。
2. 外肋間筋
❌ 誤り。吸気筋です。肋骨を上方に引き上げて胸腔を拡大させるため、静止時呼気では関与しません。
3. 大胸筋
❌ 誤り。補助吸気筋です。腕を下方に引き下ろす作用により胸郭を挙上させます。呼気筋ではありません。
4. 横隔膜
❌ 誤り。主吸気筋です。収縮時に下降して胸腔を拡大させるため、呼気の際には弛緩(受動的)します。
5. 腹斜筋
✅ 正しい。強制呼気の主働筋です。内腹斜筋・外腹斜筋が収縮して腹腔内圧を上昇させ、横隔膜を上方に押し上げることで強制呼気を実現します。
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【試験対策ポイント】
- 吸気筋:横隔膜、外肋間筋、補助吸気筋(胸鎖乳突筋など)
- 呼気筋:静止時呼気は受動的、強制呼気は腹筋群(腹斜筋・腹直筋)と内肋間筋
- 強制呼気=努力呼気=腹部筋群の収縮が必須