第51回 理学療法士国家試験 午前 第66問
生理学第51回午前
第51回 理学療法士国家試験 午前 第66問(生理学)の正答は 4 です。胆汁は肝細胞でつくられ、胆嚢で濃縮・貯蔵されたのち、総胆管を通って十二指腸(大十二指腸乳頭)へ排出される。
問題
胆汁について正しいのはどれか。
- 1. pHは酸性である。
- 2. 消化酵素が含まれる。
- 3. 胆細管から分泌される。
- 4. 総胆管から小腸内に排出される。 ✓
- 5. 小腸内の胆汁は大半が大腸で再吸収される。
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 40.6%難問
32人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 総胆管から小腸内に排出される。
胆汁は肝細胞でつくられ、胆嚢で濃縮・貯蔵されたのち、総胆管を通って十二指腸(大十二指腸乳頭)へ排出される。胆汁酸が脂肪を乳化するが、消化酵素は含まない点もあわせて押さえる。
【各選択肢の解説】
1. pHは酸性である。
❌ 誤り。肝臓から分泌される胆汁は重炭酸イオンを含む。正しくは、弱アルカリ性である。
❌ 誤り。肝臓から分泌される胆汁は重炭酸イオンを含む。正しくは、弱アルカリ性である。
2. 消化酵素が含まれる。
❌ 誤り。胆汁に消化酵素は含まれない。正しくは、胆汁酸(胆汁酸塩)が脂肪を乳化してリパーゼが働きやすくし、脂肪の吸収を助ける。
❌ 誤り。胆汁に消化酵素は含まれない。正しくは、胆汁酸(胆汁酸塩)が脂肪を乳化してリパーゼが働きやすくし、脂肪の吸収を助ける。
3. 胆細管から分泌される。
❌ 誤り。胆汁を生成・分泌するのは肝細胞で、胆細管は胆汁の通り道である。正しくは、肝細胞から毛細胆管へ分泌され、胆管系を通って運ばれる。
❌ 誤り。胆汁を生成・分泌するのは肝細胞で、胆細管は胆汁の通り道である。正しくは、肝細胞から毛細胆管へ分泌され、胆管系を通って運ばれる。
4. 総胆管から小腸内に排出される。
✅ 正しい(=正答)。総胆管は膵管とともに大十二指腸乳頭(ファーター乳頭)に開き、食後はオッディ括約筋がゆるんで胆汁が十二指腸へ排出される。
✅ 正しい(=正答)。総胆管は膵管とともに大十二指腸乳頭(ファーター乳頭)に開き、食後はオッディ括約筋がゆるんで胆汁が十二指腸へ排出される。
5. 小腸内の胆汁は大半が大腸で再吸収される。
❌ 誤り。再吸収の場は大腸ではない。正しくは、胆汁酸の大部分は回腸末端で再吸収され、門脈を経て肝臓に戻る(腸肝循環)。
❌ 誤り。再吸収の場は大腸ではない。正しくは、胆汁酸の大部分は回腸末端で再吸収され、門脈を経て肝臓に戻る(腸肝循環)。
【試験対策ポイント】
- 生成:肝細胞 → 毛細胆管 → 肝管 → 胆嚢で濃縮・貯蔵
- 排出:総胆管 → 大十二指腸乳頭 → 十二指腸(オッディ括約筋)
- 働き:胆汁酸による脂肪の乳化。消化酵素は含まない
- 再吸収:回腸末端(腸肝循環)
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