第51回 理学療法士国家試験 午前 第83問
臨床医学第51回午前
Gerstmann症候群に認められるのはどれか。
1. 健忘
2. 失算
3. 失構音
4. 遂行機能障害
5. 半側空間無視
- 1. 健忘
- 2. 失算 ✓
- 3. 失構音
- 4. 遂行機能障害
- 5. 半側空間無視
正答:2番
解説
■ 正答:2番 — 失算
Gerstmann症候群は優位半球の角回付近の病変で認められ、特徴的な4つの症状(四徴候)があります。失算はこの症候群の主要な症状の一つであり、計算能力の障害を示します。
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【各選択肢の解説】
1. 健忘
❌ 誤り。健忘は前頭葉や側頭葉内側の損傷で生じ、Gerstmann症候群の特徴症状ではありません。
2. 失算
✅ 正しい。Gerstmann症候群の4つの主要症状の一つであり、計算能力の障害を示します。
3. 失構音
❌ 誤り。失構音はBroca野周辺の損傷で生じ、音韻体系の障害で、Gerstmann症候群に含まれません。
4. 遂行機能障害
❌ 誤り。遂行機能障害は前頭前野損傷で生じ、Gerstmann症候群の症状ではありません。
5. 半側空間無視
❌ 誤り。半側空間無視は右頭頂葉損傷で生じ、Gerstmann症候群に含まれません。
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【試験対策ポイント】
• Gerstmann症候群の4徴候:失算、失指症、左右失認、書字障害
• 優位半球(通常左半球)の角回周辺病変で出現
• 失語症や認知機能全般の低下を伴わない限局性の高次脳機能障害