第51回 理学療法士国家試験 午前 第93問
臨床医学第51回午前
第51回 理学療法士国家試験 午前 第93問(臨床医学)の正答は 3 です。頸椎後縦靱帯骨化症(OPLL)では骨化した靱帯が脊柱管を狭め、頸髄を前方から圧迫する。
問題
頸椎後縦靱帯骨化症の症候で正しいのはどれか。
- 1. 鉛管様固縮
- 2. 間欠性跛行
- 3. 膀胱直腸障害 ✓
- 4. 下肢腱反射消失
- 5. Wrightテスト陽性
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 23.1%参考値
26人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 膀胱直腸障害
頸椎後縦靱帯骨化症(OPLL)では骨化した靱帯が脊柱管を狭め、頸髄を前方から圧迫する。頸髄症として四肢のしびれ・手指巧緻性低下・痙性歩行が出て、進むと膀胱直腸障害が加わる。
【各選択肢の解説】
1. 鉛管様固縮
❌ 誤り。OPLLの症候ではない。正しくは、鉛管様固縮はParkinson病などの錐体外路障害でみられる。OPLLでは脊髄障害による痙縮がみられる。
❌ 誤り。OPLLの症候ではない。正しくは、鉛管様固縮はParkinson病などの錐体外路障害でみられる。OPLLでは脊髄障害による痙縮がみられる。
2. 間欠性跛行
❌ 誤り。OPLLに特徴的な症候ではない。正しくは、間欠性跛行は腰部脊柱管狭窄症(神経性)や閉塞性動脈硬化症(血管性)でみられる。
❌ 誤り。OPLLに特徴的な症候ではない。正しくは、間欠性跛行は腰部脊柱管狭窄症(神経性)や閉塞性動脈硬化症(血管性)でみられる。
3. 膀胱直腸障害
✅ 正しい。頸髄の圧迫で、排尿・排便を調節する下行路が障害されるため、頻尿・排尿困難などの膀胱直腸障害が出る。
✅ 正しい。頸髄の圧迫で、排尿・排便を調節する下行路が障害されるため、頻尿・排尿困難などの膀胱直腸障害が出る。
4. 下肢腱反射消失
❌ 誤り。正しくは、頸髄(上位運動ニューロン)の障害なので下肢の腱反射は亢進し、Babinski反射などの病的反射も出る。
❌ 誤り。正しくは、頸髄(上位運動ニューロン)の障害なので下肢の腱反射は亢進し、Babinski反射などの病的反射も出る。
5. Wrightテスト陽性
❌ 誤り。正しくは、Wrightテストは胸郭出口症候群の誘発テストで、OPLLの検査ではない。
❌ 誤り。正しくは、Wrightテストは胸郭出口症候群の誘発テストで、OPLLの検査ではない。
【試験対策ポイント】
| 所見 | 代表的な病態 |
|---|---|
| 下肢腱反射亢進・病的反射・膀胱直腸障害 | 頸髄症(OPLLなど) |
| 間欠性跛行 | 腰部脊柱管狭窄症・閉塞性動脈硬化症 |
| 鉛管様固縮 | Parkinson病 |
| Wrightテスト陽性 | 胸郭出口症候群 |
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