PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第51回 理学療法士国家試験 午後 第5問

理学療法評価学第51回午後

第51回 理学療法士国家試験 午後 第5問(理学療法評価学)の正答は 2・4 です。図より大腿長(座奥行きの基準)46cm、下腿長+足部16cm、座位肘頭高16cmなどが読み取れます。

問題
身体計測を行った結果を図に示す。標準型車椅子を作製するにあたり、車椅子基本寸法として正しいのはどれか。2つ選べ。なお、座面にクッションは入れないものとする。
第51回午後第5問 図
  1. 1. 座幅は50 cmとする。
  2. 2. 座奥行きは41 cmとする。
  3. 3. バックサポート(バックレスト)高は46 cmとする。
  4. 4. アームサポート(アームレスト)高は18 cmとする。
  5. 5. フットサポート・シート間距離は30 cmとする。

正答:2・4番

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解説
■ 正答:2番・4番 — 座奥行きは41cm/アームサポート高は18cm

図より大腿長(座奥行きの基準)46cm、下腿長+足部16cm、座位肘頭高16cmなどが読み取れます。座奥行きは大腿長から3〜5cm引くため46−5≒41cm、アームサポート高は座位肘頭高に2cm程度足して18cmが適切です。


【各選択肢の解説】

1. 座幅は50cmとする。
❌ 誤り。座幅は最大殿幅(図で40cm)に左右各2〜3cmを加え44〜46cm程度。50cmでは広すぎて姿勢が崩れる。
2. 座奥行きは41cmとする。
✅ 正しい。大腿長46cmから3〜5cm(膝窩部の圧迫を避ける)を引いた約41cmが適切。
3. バックサポート高は46cmとする。
❌ 誤り。標準型では座面から肩甲骨下角下方あたり(背もたれ高は腋窩より低く設定)。46cmは高すぎることが多い。
4. アームサポート高は18cmとする。
✅ 正しい。座位肘頭高(約16cm)に2cm程度足した高さが、肩を上げずに前腕を置ける適切な高さ。
5. フットサポート・シート間距離は30cmとする。
❌ 誤り。下腿長+足部(約16cm前後)に合わせ、床から5cm程度のクリアランスを確保する。30cmは長すぎる。

【試験対策ポイント】

車椅子の基本寸法は身体計測値からの加減算で覚える。

寸法基準と算出
座幅最大殿幅+(左右各約2cm)
座奥行き大腿長−(3〜5cm)
アームサポート高座位肘頭高+約2cm
フットサポート高下腿長に合わせ床上5cm程度確保
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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