第51回 理学療法士国家試験 午後 第30問
臨床医学第51回午後
第51回 理学療法士国家試験 午後 第30問(臨床医学)の正答は 3 です。糖尿病性多発神経障害は、長い神経線維ほど先に障害されるため、両下肢の遠位の感覚障害から始まる。
問題
糖尿病性の多発神経障害で早期から異常がみられやすいのはどれか。
- 1. 膝蓋腱反射
- 2. 徒手筋力検査
- 3. 内果の振動覚 ✓
- 4. 関節可動域検査
- 5. Timed Up and Go Test〈TUG〉
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 53.3%標準
30人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 内果の振動覚
糖尿病性多発神経障害は、長い神経線維ほど先に障害されるため、両下肢の遠位の感覚障害から始まる。内果の振動覚の低下とアキレス腱反射の低下・消失が早期の所見である。
【各選択肢の解説】
1. 膝蓋腱反射
❌ 誤り。膝蓋腱反射は早期には保たれることが多い。正しくは、早期に低下・消失するのはアキレス腱反射である。
❌ 誤り。膝蓋腱反射は早期には保たれることが多い。正しくは、早期に低下・消失するのはアキレス腱反射である。
2. 徒手筋力検査
❌ 誤り。筋力低下は感覚障害より遅れて出る。正しくは、進行すると足部の内在筋から筋力低下が出てくる。
❌ 誤り。筋力低下は感覚障害より遅れて出る。正しくは、進行すると足部の内在筋から筋力低下が出てくる。
3. 内果の振動覚
✅ 正しい。最も長い神経が届く下肢遠位から感覚が障害されるため、内果での音叉による振動覚の低下は早期から現れ、スクリーニングにも使われる。
✅ 正しい。最も長い神経が届く下肢遠位から感覚が障害されるため、内果での音叉による振動覚の低下は早期から現れ、スクリーニングにも使われる。
4. 関節可動域検査
❌ 誤り。神経障害そのものは関節可動域を制限しない。正しくは、関節の変形や制限は進行後に足部の変形(Charcot関節など)として現れる。
❌ 誤り。神経障害そのものは関節可動域を制限しない。正しくは、関節の変形や制限は進行後に足部の変形(Charcot関節など)として現れる。
5. Timed Up and Go Test〈TUG〉
❌ 誤り。早期には移動能力は保たれる。正しくは、TUGの延長は感覚障害が進んでバランス能力が低下してから現れる。
❌ 誤り。早期には移動能力は保たれる。正しくは、TUGの延長は感覚障害が進んでバランス能力が低下してから現れる。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分布 | 両側対称・下肢遠位から(靴下・手袋型) |
| 早期の所見 | 内果の振動覚低下・アキレス腱反射低下 |
| 遅れて出るもの | 筋力低下・足部変形・バランス障害 |
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