第51回 理学療法士国家試験 午後 第37問
理学療法治療学第51回午後
第51回 理学療法士国家試験 午後 第37問(理学療法治療学)の正答は 3 です。スタティック・ストレッチングは、反動をつけずにゆっくり伸ばし、伸ばした位置を一定時間保つ方法である。
問題
スタティック・ストレッチングによる疼痛緩和について正しいのはどれか。
- 1. 高頻度に伸張する。
- 2. 素早く筋を伸張する。
- 3. 息を止めないで伸張する。 ✓
- 4. 強い痛みが生じるまで伸張する。
- 5. 伸張時間は5秒以内にとどめる。
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 78.6%参考値
14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 息を止めないで伸張する。
スタティック・ストレッチングは、反動をつけずにゆっくり伸ばし、伸ばした位置を一定時間保つ方法である。呼吸を止めると全身の筋緊張が高まり血圧も上がるので、自然な呼吸を続けたまま行う。
【各選択肢の解説】
1. 高頻度に伸張する。
❌ 誤り。短い伸張を何度も繰り返すのはスタティック・ストレッチングのやり方ではない。正しくは、ゆっくり伸ばして一定時間保持する。
❌ 誤り。短い伸張を何度も繰り返すのはスタティック・ストレッチングのやり方ではない。正しくは、ゆっくり伸ばして一定時間保持する。
2. 素早く筋を伸張する。
❌ 誤り。素早い伸張は筋紡錘を刺激して伸張反射を起こし、筋が縮もうとする。正しくは、伸張反射を起こさないようゆっくり伸ばす(素早く反動をつける方法はバリスティック・ストレッチング)。
❌ 誤り。素早い伸張は筋紡錘を刺激して伸張反射を起こし、筋が縮もうとする。正しくは、伸張反射を起こさないようゆっくり伸ばす(素早く反動をつける方法はバリスティック・ストレッチング)。
3. 息を止めないで伸張する。
✅ 正しい。息を止めると筋緊張と血圧が上がり、伸張の妨げになる。自然な呼吸を続けると筋が緩みやすく、疼痛緩和のねらいにも合う。
✅ 正しい。息を止めると筋緊張と血圧が上がり、伸張の妨げになる。自然な呼吸を続けると筋が緩みやすく、疼痛緩和のねらいにも合う。
4. 強い痛みが生じるまで伸張する。
❌ 誤り。強い痛みは防御的な筋収縮を起こし、組織を傷める危険もある。正しくは、軽い張りを感じる程度までにとどめる。
❌ 誤り。強い痛みは防御的な筋収縮を起こし、組織を傷める危険もある。正しくは、軽い張りを感じる程度までにとどめる。
5. 伸張時間は5秒以内にとどめる。
❌ 誤り。5秒では短すぎる。正しくは、10〜30秒程度保持する(ACSM運動処方の指針)。
❌ 誤り。5秒では短すぎる。正しくは、10〜30秒程度保持する(ACSM運動処方の指針)。
【試験対策ポイント】
| 方法 | やり方 |
|---|---|
| スタティック | ゆっくり伸ばして保持・呼吸を止めない・痛みのない範囲 |
| バリスティック | 反動をつけて繰り返す(伸張反射が起こりやすい) |
| PNF(ホールドリラックス) | 等尺性収縮のあとに伸張 |
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