第51回 理学療法士国家試験 午後 第38問
理学療法治療学第51回午後
第51回 理学療法士国家試験 午後 第38問(理学療法治療学)の正答は 1 です。水中では深いほど大きな静水圧が体表にかかる。
問題
水中運動療法の作用と効果について正しいのはどれか。
- 1. 静水圧は静脈還流を増大させる。 ✓
- 2. 動水圧の大きさは運動速度に反比例する。
- 3. 皮膚からの感覚フィードバックを受けにくい。
- 4. 水中での身体の熱喪失量は空気中に比べて小さい。
- 5. 静水圧は呼気時の胸郭運動には抵抗として作用する。
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 47.1%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 静水圧は静脈還流を増大させる。
水中では深いほど大きな静水圧が体表にかかる。立位で下肢ほど強く圧迫されるため、末梢の静脈血が心臓へ押し戻されて静脈還流が増え、浮腫の軽減にも役立つ。
【各選択肢の解説】
1. 静水圧は静脈還流を増大させる。
✅ 正しい。下肢など深い部分ほど強く圧迫され、静脈血が中枢へ押し戻されるため静脈還流が増える。
✅ 正しい。下肢など深い部分ほど強く圧迫され、静脈血が中枢へ押し戻されるため静脈還流が増える。
2. 動水圧の大きさは運動速度に反比例する。
❌ 誤り。速く動かすほど水の抵抗は大きくなる。正しくは、抵抗は速度の2乗に比例する。
❌ 誤り。速く動かすほど水の抵抗は大きくなる。正しくは、抵抗は速度の2乗に比例する。
3. 皮膚からの感覚フィードバックを受けにくい。
❌ 誤り。水圧・水の流れ・水温が皮膚を刺激する。正しくは、皮膚からの感覚入力は多くなる。
❌ 誤り。水圧・水の流れ・水温が皮膚を刺激する。正しくは、皮膚からの感覚入力は多くなる。
4. 水中での身体の熱喪失量は空気中に比べて小さい。
❌ 誤り。水は空気より熱を伝えやすい。正しくは、同じ温度なら水中のほうが熱を多く失う。
❌ 誤り。水は空気より熱を伝えやすい。正しくは、同じ温度なら水中のほうが熱を多く失う。
5. 静水圧は呼気時の胸郭運動には抵抗として作用する。
❌ 誤り。静水圧は胸郭を外から押す。正しくは、胸郭を広げる吸気に抵抗として働き、呼気は助ける。
❌ 誤り。静水圧は胸郭を外から押す。正しくは、胸郭を広げる吸気に抵抗として働き、呼気は助ける。
【試験対策ポイント】
| 性質 | 作用 |
|---|---|
| 浮力 | 荷重を減らす |
| 静水圧 | 静脈還流を増やす・吸気に抵抗 |
| 粘性(抵抗) | 速度の2乗に比例する抵抗 |
| 熱伝導 | 空気より熱を奪いやすい |
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