第51回 理学療法士国家試験 午後 第40問
リハビリテーション医学第51回午後
FIMの評定で修正自立となるのはどれか。2つ選べ。
1. 入れ歯の着脱が自立している。
2. シャワーのみで入浴が自立している。
3. スプーンを用いての食事が自立している。
4. パッドを用いての排尿管理が自立している。
5. 装具を装着して300m程度の歩行が自立している。
- 1. 入れ歯の着脱が自立している。
- 2. シャワーのみで入浴が自立している。
- 3. スプーンを用いての食事が自立している。
- 4. パッドを用いての排尿管理が自立している。 ✓
- 5. 装具を装着して300m程度の歩行が自立している。 ✓
正答:4・5番
解説
■ 正答:4番、5番 — パッドを用いての排尿管理が自立している。/装具を装着して300m程度の歩行が自立している。
FIMの修正自立(レベル6)は、補装具や福祉用具などの修正(改変)を用いることで、安全かつ独立して日常生活動作が実行できる状態を指します。設問では、装具やパッドなどの外部援助を活用して自立している項目が該当します。
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1. 入れ歯の着脱が自立している。
❌ 誤り。入れ歯の着脱は個人の工夫のみで対応でき、FIMの定義における「修正」には該当しません。これは完全自立(レベル7)です。
2. シャワーのみで入浴が自立している。
❌ 誤り。シャワーの使用は便宜的な方法選択であり、修正(補装具・福祉用具)ではなく、工夫・適応の範疇です。完全自立に分類されます。
3. スプーンを用いての食事が自立している。
❌ 誤り。スプーンは食事の基本的な道具であり、修正補装具ではなく標準的な食器です。完全自立(レベル7)に該当します。
4. パッドを用いての排尿管理が自立している。
✅ 正しい。パッドは尿失禁に対する修正補装具であり、これを用いて自己管理できる状態は修正自立(レベル6)です。
5. 装具を装着して300m程度の歩行が自立している。
✅ 正しい。装具は修正補装具の典型例であり、装具装着により安全・独立して歩行できる状態は修正自立(レベル6)です。
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■ 試験対策ポイント
- 修正自立(レベル6)の判定基準:補装具・福祉用具・修正機器を使用しての自立
- 完全自立との区別:工夫・便宜的方法選択は修正ではない
- FIM評定の7段階:自立(7)→修正自立(6)→監視等必要(以下)