第51回 理学療法士国家試験 午後 第71問
運動学第51回午後
第51回 理学療法士国家試験 午後 第71問(運動学)の正答は 3 です。膝の靱帯が伸展位と屈曲位のどちらで緊張するかを問う問題である。
問題
椅子座位姿勢で膝関節屈曲位から完全伸展したときにみられるのはどれか。
- 1. 外側側副靱帯の弛緩
- 2. 内側側副靱帯の弛緩
- 3. 前十字靱帯の緊張 ✓
- 4. 後十字靱帯の緊張
- 5. 半月板の後方移動
正答:3番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 46.4%参考値
28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 前十字靱帯の緊張
膝の靱帯が伸展位と屈曲位のどちらで緊張するかを問う問題である。完全伸展に近づくと大腿骨と脛骨がしっかり噛み合い(終末強制回旋)、側副靱帯と前十字靱帯が緊張して膝を安定させる。
【各選択肢の解説】
1. 外側側副靱帯の弛緩
❌ 誤り。向きが逆。正しくは、外側側副靱帯は伸展位で緊張し、屈曲位でゆるむ。
❌ 誤り。向きが逆。正しくは、外側側副靱帯は伸展位で緊張し、屈曲位でゆるむ。
2. 内側側副靱帯の弛緩
❌ 誤り。向きが逆。正しくは、内側側副靱帯も伸展位で緊張し、膝の外反を制動する。
❌ 誤り。向きが逆。正しくは、内側側副靱帯も伸展位で緊張し、膝の外反を制動する。
3. 前十字靱帯の緊張
✅ 正しい(=正答)。前十字靱帯は伸展にともなって緊張が高まり、脛骨の前方移動と膝の過伸展を制動する。
✅ 正しい(=正答)。前十字靱帯は伸展にともなって緊張が高まり、脛骨の前方移動と膝の過伸展を制動する。
4. 後十字靱帯の緊張
❌ 誤り。後十字靱帯は主に屈曲位で緊張する。正しくは、完全伸展では後十字靱帯の大部分は弛緩する。
❌ 誤り。後十字靱帯は主に屈曲位で緊張する。正しくは、完全伸展では後十字靱帯の大部分は弛緩する。
5. 半月板の後方移動
❌ 誤り。向きが逆。正しくは、膝の伸展では半月板は前方へ移動し、屈曲で後方へ移動する。
❌ 誤り。向きが逆。正しくは、膝の伸展では半月板は前方へ移動し、屈曲で後方へ移動する。
【試験対策ポイント】
| 構造 | 伸展位 | 屈曲位 |
|---|---|---|
| 内側・外側側副靱帯 | 緊張 | 弛緩 |
| 前十字靱帯 | 緊張 | — |
| 後十字靱帯 | 弛緩 | 緊張 |
| 半月板 | 前方へ移動 | 後方へ移動 |
完全伸展の直前に脛骨が外旋して膝が固定される(終末強制回旋運動)も合わせて出る。
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