PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第51回 理学療法士国家試験 午後 第70問

運動学第51回午後

第51回 理学療法士国家試験 午後 第70問(運動学)の正答は 3 です。股関節の筋を付着の位置(股関節の前か後ろか、内側か外側か)から作用に結びつける問題である。

問題
基本肢位からの股関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 外転 ――― 薄筋
  2. 2. 外旋 ――― 半腱様筋
  3. 3. 屈曲 ――― 恥骨筋 ✓
  4. 4. 内旋 ――― 大殿筋
  5. 5. 内転 ――― 梨状筋

正答:3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 34.4%難問

32人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 屈曲 ――― 恥骨筋

股関節の筋を付着の位置(股関節の前か後ろか、内側か外側か)から作用に結びつける問題である。恥骨筋は恥骨から大腿骨の上内側に付き、股関節の前内側を通るため、股関節の屈曲と内転に働く。


【各選択肢の解説】

1. 外転 ――― 薄筋
❌ 誤り。薄筋は股関節の内側を通る。正しくは、薄筋は股関節の内転(ほかに膝関節の屈曲)に働く。
2. 外旋 ――― 半腱様筋
❌ 誤り。半腱様筋は大腿後面のハムストリングス。正しくは、半腱様筋は股関節の伸展(ほかに膝関節の屈曲・下腿の内旋)に働く。
3. 屈曲 ――― 恥骨筋
✅ 正しい(=正答)。恥骨筋は恥骨上枝から大腿骨の恥骨筋線に付き、股関節の前方を通るので屈曲に働く。内転作用も併せもつ。
4. 内旋 ――― 大殿筋
❌ 誤り。回旋の向きが逆。正しくは、大殿筋は股関節の伸展と外旋に働く。
5. 内転 ――― 梨状筋
❌ 誤り。梨状筋は深層外旋六筋の1つ。正しくは、梨状筋は股関節の外旋に働き、内転には働かない。

【試験対策ポイント】

筋股関節の主な作用
恥骨筋屈曲・内転
薄筋内転
半腱様筋伸展
大殿筋伸展・外旋
梨状筋外旋

二関節筋(薄筋・半腱様筋)は膝の作用と股の作用を分けて覚える。

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