第51回 理学療法士国家試験 午後 第74問
運動学第51回午後
第51回 理学療法士国家試験 午後 第74問(運動学)の正答は 4 です。結果の知識〈KR〉は、運動の結果が目標からどれだけずれたかを学習者に伝える外在的フィードバックである。
問題
運動学習における結果の知識〈KR〉の提示について正しいのはどれか。
- 1. 難しい課題では1試行ごとに提示すると学習効率が低下する。
- 2. 運動の誤差修正を行えるようになっても継続する必要がある。
- 3. 成人では学習パフォーマンスを向上させない。
- 4. 誤りの大きさを提示すると有効である。 ✓
- 5. 動機付けには効果がない。
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 78.1%やさしい
32人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 誤りの大きさを提示すると有効である。
結果の知識〈KR〉は、運動の結果が目標からどれだけずれたかを学習者に伝える外在的フィードバックである。誤差の大きさ(量的KR)を伝えると、次の試行でどれだけ修正すればよいかが分かるため学習に有効である。
【各選択肢の解説】
1. 難しい課題では1試行ごとに提示すると学習効率が低下する。
❌ 誤り。正しくは、難しい課題では毎試行の提示がむしろ有効とされ、頻度を減らしたほうが定着しやすいのは比較的簡単な課題である。
❌ 誤り。正しくは、難しい課題では毎試行の提示がむしろ有効とされ、頻度を減らしたほうが定着しやすいのは比較的簡単な課題である。
2. 運動の誤差修正を行えるようになっても継続する必要がある。
❌ 誤り。正しくは、自分で誤差を修正できるようになったらKRの頻度を徐々に減らす。与え続けるとKRに頼った運動になり、KRなしでの保持が妨げられる。
❌ 誤り。正しくは、自分で誤差を修正できるようになったらKRの頻度を徐々に減らす。与え続けるとKRに頼った運動になり、KRなしでの保持が妨げられる。
3. 成人では学習パフォーマンスを向上させない。
❌ 誤り。正しくは、KRは成人でも学習とパフォーマンスを向上させる。
❌ 誤り。正しくは、KRは成人でも学習とパフォーマンスを向上させる。
4. 誤りの大きさを提示すると有効である。
✅ 正しい(=正答)。「外れた」だけの質的KRより、「何cm外れた」という量的KRのほうが修正の手がかりが具体的になるため有効である。
✅ 正しい(=正答)。「外れた」だけの質的KRより、「何cm外れた」という量的KRのほうが修正の手がかりが具体的になるため有効である。
5. 動機付けには効果がない。
❌ 誤り。正しくは、KRには情報としての働きのほかに動機付けを高める効果もある。
❌ 誤り。正しくは、KRには情報としての働きのほかに動機付けを高める効果もある。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| KR | 運動の結果の情報 |
| KP | 運動のやり方(パフォーマンス)の情報 |
| 量的KR | 誤差の大きさを示す=有効 |
| 習熟後 | KRの頻度を減らす |
「頻度を減らすほうがよい」は簡単な課題・習熟後の話で、難しい課題や初期にまで広げない。
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