PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第51回 理学療法士国家試験 午後 第76問

病理学概論第51回午後

第51回 理学療法士国家試験 午後 第76問(病理学概論)の正答は 4 です。虚血性心疾患とは、心筋に酸素・栄養を送る冠動脈の血流が低下し心筋が虚血に陥る病態の総称で、狭心症や心筋梗塞が含まれます。

問題
虚血性心疾患の病態と最も関連があるのはどれか。
  1. 1. 心筋炎
  2. 2. 心臓弁膜症
  3. 3. 肺高血圧症
  4. 4. 冠動脈硬化
  5. 5. 深部静脈血栓症

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 冠動脈硬化

虚血性心疾患とは、心筋に酸素・栄養を送る冠動脈の血流が低下し心筋が虚血に陥る病態の総称で、狭心症や心筋梗塞が含まれます。その最大の原因は冠動脈の動脈硬化(粥状硬化)であり、プラークによる狭窄・閉塞が虚血を引き起こします。


【各選択肢の解説】

1. 心筋炎
❌ 誤り。ウイルス感染などによる心筋の炎症であり、冠動脈の虚血とは病態が異なります。
2. 心臓弁膜症
❌ 誤り。弁の狭窄・閉鎖不全による血行動態異常で、虚血性心疾患とは別の疾患群です。
3. 肺高血圧症
❌ 誤り。肺循環の血圧上昇により右心負荷をきたす病態で、冠動脈虚血とは直接関連しません。
4. 冠動脈硬化
✅ 正しい。冠動脈の動脈硬化による狭窄・閉塞が虚血性心疾患の直接的原因です。
5. 深部静脈血栓症
❌ 誤り。下肢静脈の血栓で、遊離すると肺塞栓の原因になりますが、心筋虚血とは別です。

【試験対策ポイント】

虚血性心疾患=冠動脈の動脈硬化が大原則。危険因子(高血圧・脂質異常症・糖尿病・喫煙・肥満)も頻出。狭心症(一過性虚血)と心筋梗塞(持続的虚血→心筋壊死)の違いを整理しておく。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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