第52回 理学療法士国家試験 午前 第17問
理学療法評価学第52回午前
第52回 理学療法士国家試験 午前 第17問(理学療法評価学)の正答は 2・4 です。後方侵入の人工股関節置換術後は、後方脱臼を起こす股関節の深い屈曲・内転・内旋を避ける。
問題
右人工股関節置換術(後方侵入)後の患者の靴下の着脱動作として正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 図1
- 2. 図2 ✓
- 3. 図3
- 4. 図4 ✓
- 5. 図5
正答:2・4番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 66.7%参考値
27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2・4番 — 図2・図4
後方侵入の人工股関節置換術後は、後方脱臼を起こす股関節の深い屈曲・内転・内旋を避ける。患側の右下肢を外に開いて外旋させる方法(図2)や、自助具で体幹を前に倒さない方法(図4)が安全である。
【各選択肢の解説】
1. 図1
❌ 誤り。椅子座位から体幹を深く前に倒して足に手を伸ばしており、股関節が深く屈曲する。正しくは、深い屈曲は後方脱臼の危険肢位なので避ける。
❌ 誤り。椅子座位から体幹を深く前に倒して足に手を伸ばしており、股関節が深く屈曲する。正しくは、深い屈曲は後方脱臼の危険肢位なので避ける。
2. 図2
✅ 正しい。網掛けの右下肢を外に開いて足を反対側の膝の上に乗せており、股関節は屈曲・外転・外旋位になる。後方脱臼の向き(内転・内旋)と逆なので安全な方法である。
✅ 正しい。網掛けの右下肢を外に開いて足を反対側の膝の上に乗せており、股関節は屈曲・外転・外旋位になる。後方脱臼の向き(内転・内旋)と逆なので安全な方法である。
3. 図3
❌ 誤り。網掛けの右下肢は膝を内側に向けたまま足を外側に出しており、股関節が屈曲したうえで内旋する。正しくは、屈曲と内旋の組み合わせは後方脱臼の危険肢位なので避ける。
❌ 誤り。網掛けの右下肢は膝を内側に向けたまま足を外側に出しており、股関節が屈曲したうえで内旋する。正しくは、屈曲と内旋の組み合わせは後方脱臼の危険肢位なので避ける。
4. 図4
✅ 正しい。紐の付いた自助具(ソックスエイド)を使い、体幹を起こして脚を前に伸ばしたまま履いている。股関節を深く曲げずに済むため安全である。
✅ 正しい。紐の付いた自助具(ソックスエイド)を使い、体幹を起こして脚を前に伸ばしたまま履いている。股関節を深く曲げずに済むため安全である。
5. 図5
❌ 誤り。床に座って膝を立て、体幹を前に倒して足に手を伸ばしており、股関節が深く屈曲する。正しくは、床上での深い屈曲は避ける。
❌ 誤り。床に座って膝を立て、体幹を前に倒して足に手を伸ばしており、股関節が深く屈曲する。正しくは、床上での深い屈曲は避ける。
【試験対策ポイント】
| 侵入路 | 避ける肢位 | 安全側 |
|---|---|---|
| 後方 | 屈曲・内転・内旋 | 外転・外旋 |
| 前方 | 伸展・内転・外旋 | 内旋側 |
靴下・靴の着脱はソックスエイド・長柄の靴べら・リーチャーで深い屈曲を避ける。
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