第52回 理学療法士国家試験 午前 第19問
神経内科学第52回午前
第52回 理学療法士国家試験 午前 第19問(神経内科学)の正答は 2 です。除圧の方法は残存する上肢・体幹の機能で決まる。
問題
脊髄損傷患者の車椅子上での除圧動作を図に示す。損傷レベルの上位から下位への順序で正しいのはどれか。
- 1. B→C→D→A
- 2. B→D→C→A ✓
- 3. C→B→A→D
- 4. D→B→A→C
- 5. D→C→B→A
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 76.7%やさしい
43人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — B→D→C→A
除圧の方法は残存する上肢・体幹の機能で決まる。自力で除圧できない上位の損傷は介助者が車椅子を後方に倒す(B)、次に体幹を前に深く倒す(D)、さらに上肢で支えて体を横に傾け片側の殿部を浮かす(C)、肘を伸ばして殿部全体を持ち上げるプッシュアップ(A)が最も下位の損傷でできる方法である。
【各選択肢の解説】
1. B→C→D→A
❌ 誤り。CとDが逆である。正しくは、体幹を前に倒すだけのDより、上肢で体を支えて横に傾けるCの方が多くの上肢機能を要し、下位の損傷で行う。
❌ 誤り。CとDが逆である。正しくは、体幹を前に倒すだけのDより、上肢で体を支えて横に傾けるCの方が多くの上肢機能を要し、下位の損傷で行う。
2. B→D→C→A
✅ 正しい。他者に頼るB→体幹を倒すだけのD→上肢で体を支えて傾けるC→上肢で殿部全体を持ち上げるAの順に、必要な上肢機能が増える。
✅ 正しい。他者に頼るB→体幹を倒すだけのD→上肢で体を支えて傾けるC→上肢で殿部全体を持ち上げるAの順に、必要な上肢機能が増える。
3. C→B→A→D
❌ 誤り。正しくは、最も上位の損傷で行うのは自力で除圧できない場合の介助による方法(B)で、先頭はBになる。
❌ 誤り。正しくは、最も上位の損傷で行うのは自力で除圧できない場合の介助による方法(B)で、先頭はBになる。
4. D→B→A→C
❌ 誤り。正しくは、介助によるBが最上位で、最も上肢機能を要するプッシュアップ(A)が最後になる。
❌ 誤り。正しくは、介助によるBが最上位で、最も上肢機能を要するプッシュアップ(A)が最後になる。
5. D→C→B→A
❌ 誤り。正しくは、介助によるBが最上位にくる。この並びでは自力で除圧できる方法より下位に介助の方法がきてしまう。
❌ 誤り。正しくは、介助によるBが最上位にくる。この並びでは自力で除圧できる方法より下位に介助の方法がきてしまう。
【試験対策ポイント】
- 除圧(褥瘡予防)の方法は「自力でできるか→どれだけの上肢機能を使うか」で並べる
- プッシュアップは肘を伸ばして体重を支えるため、上腕三頭筋(C7)が働くと行いやすい
- 自力で除圧できない場合は介助者が車椅子を後方に倒して除圧する
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