PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第52回 理学療法士国家試験 午前 第22問

理学療法評価学第52回午前

第52回 理学療法士国家試験 午前 第22問(理学療法評価学)の正答は 4 です。成人の一次救命処置(BLS)では、人工呼吸は約1秒かけて胸が上がるのが見える程度の量を吹き込む(JRC蘇生ガイドライン2020)。

問題
成人に対する一次救命措置で正しいのはどれか。
  1. 1. 呼吸数を測定する。
  2. 2. 人工呼吸は10回以上連続して行う。
  3. 3. 胸骨圧迫は1分間に10回の頻度で行う。
  4. 4. 人工呼吸は胸が上がる程度の空気を吹き込む。 ✓
  5. 5. 胸骨圧迫は胸が1cm程度沈む強さで圧迫する。

正答:4番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 77.8%参考値

18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 人工呼吸は胸が上がる程度の空気を吹き込む。

成人の一次救命処置(BLS)では、人工呼吸は約1秒かけて胸が上がるのが見える程度の量を吹き込む(JRC蘇生ガイドライン2020)。送気が多すぎると胃に空気が入り、嘔吐や誤嚥の原因になるため、量の目安は「胸が上がる程度」とされる。


【各選択肢の解説】

1. 呼吸数を測定する。
❌ 誤り。BLSでは呼吸数は測らない。正しくは、胸と腹部の動きを10秒以内で見て「普段どおりの呼吸」があるかだけを判断し、なければ直ちに胸骨圧迫を始める。
2. 人工呼吸は10回以上連続して行う。
❌ 誤り。正しくは、胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を組み合わせて繰り返す(30:2)。
3. 胸骨圧迫は1分間に10回の頻度で行う。
❌ 誤り。正しくは、1分間に100〜120回のテンポで行う。
4. 人工呼吸は胸が上がる程度の空気を吹き込む。
✅ 正しい。胸の上がりを目で確かめることで、換気できたことと送気量が過剰でないことを同時に判断できる。
5. 胸骨圧迫は胸が1cm程度沈む強さで圧迫する。
❌ 誤り。正しくは、成人では胸が約5cm沈み、6cmを超えない強さで圧迫する。

【試験対策ポイント】

成人BLSの数値(JRC蘇生ガイドライン2020)

項目基準
呼吸の確認普段どおりの呼吸の有無を10秒以内
圧迫の深さ約5cm(6cmを超えない)
圧迫のテンポ100〜120回/分
圧迫:人工呼吸30:2
人工呼吸約1秒かけて胸が上がる程度
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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