第52回 理学療法士国家試験 午前 第27問
理学療法評価学第52回午前
第52回 理学療法士国家試験 午前 第27問(理学療法評価学)の正答は 4 です。延髄には舌下神経核(XII)があり、障害されると舌の運動障害(病側への偏位・萎縮)が起こる。
問題
延髄の障害でみられやすい症状はどれか。
- 1. 兎眼
- 2. 眼瞼下垂
- 3. 共同偏視
- 4. 舌の運動障害 ✓
- 5. 対光反射の障害
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 56.3%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 舌の運動障害
延髄には舌下神経核(XII)があり、障害されると舌の運動障害(病側への偏位・萎縮)が起こる。延髄内側症候群(Dejerine症候群)では病側の舌麻痺がみられる。他の4つは中脳・橋や大脳の障害を代表する症状である。
【各選択肢の解説】
1. 兎眼
❌ 誤り。正しくは、兎眼(閉眼できない)は顔面神経麻痺でみられ、顔面神経核は橋にある。
❌ 誤り。正しくは、兎眼(閉眼できない)は顔面神経麻痺でみられ、顔面神経核は橋にある。
2. 眼瞼下垂
❌ 誤り。正しくは、眼瞼下垂の代表は動眼神経麻痺で、動眼神経核は中脳にある。延髄外側症候群でもHorner症候群として軽い眼瞼下垂が出ることはあるが、延髄の障害を代表する症状は舌の運動障害である。
❌ 誤り。正しくは、眼瞼下垂の代表は動眼神経麻痺で、動眼神経核は中脳にある。延髄外側症候群でもHorner症候群として軽い眼瞼下垂が出ることはあるが、延髄の障害を代表する症状は舌の運動障害である。
3. 共同偏視
❌ 誤り。正しくは、共同偏視は大脳(前頭眼野・被殻出血など)や橋(側方注視中枢)の障害でみられる。
❌ 誤り。正しくは、共同偏視は大脳(前頭眼野・被殻出血など)や橋(側方注視中枢)の障害でみられる。
4. 舌の運動障害
✅ 正しい。舌下神経核が延髄にあるため、延髄の障害で舌を出すと病側へ偏位し、時間がたつと萎縮が出る(核・核下性の障害)。
✅ 正しい。舌下神経核が延髄にあるため、延髄の障害で舌を出すと病側へ偏位し、時間がたつと萎縮が出る(核・核下性の障害)。
5. 対光反射の障害
❌ 誤り。正しくは、対光反射の中枢(視蓋前域・Edinger-Westphal核)は中脳にある。
❌ 誤り。正しくは、対光反射の中枢(視蓋前域・Edinger-Westphal核)は中脳にある。
【試験対策ポイント】
| 高さ | 脳神経核 | 代表症状 |
|---|---|---|
| 中脳 | III・IV | 眼瞼下垂・対光反射障害・眼球運動障害 |
| 橋 | V・VI・VII・VIII | 兎眼・外転障害・側方注視麻痺 |
| 延髄 | IX・X・XII | 嚥下障害・構音障害・舌の運動障害 |
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