第52回 理学療法士国家試験 午前 第28問
解剖学第52回午前
第52回 理学療法士国家試験 午前 第28問(解剖学)の正答は 3 です。他動運動の正常な最終域感(エンドフィール)の組合せを問う。
問題
関節を他動的に動かしたときの正常な最終域感と関節運動の組合せで正しいのはどれか。
- 1. 骨性 ――――――― 手指中手指節〈MP〉関節伸展
- 2. 靱帯の伸張 ―――――― 下肢伸展挙上〈SLR〉
- 3. 軟部組織の接近 ――――― 膝関節屈曲 ✓
- 4. 筋の伸張感 ―――――― 肘関節伸展
- 5. 関節包の伸張 ―――――― 前腕回外
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 90.9%参考値
11人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 軟部組織の接近 ─ 膝関節屈曲
他動運動の正常な最終域感(エンドフィール)の組合せを問う。膝関節屈曲は下腿後面と大腿後面の軟部組織同士がぶつかって止まるため、軟部組織の接近が正しい組合せです。
【各選択肢の解説】
1. 骨性 ─ 手指MP関節伸展
❌ 誤り。MP関節伸展は軟部組織や関節包で制限され、骨性ではありません。骨性は肘関節伸展が典型です。
❌ 誤り。MP関節伸展は軟部組織や関節包で制限され、骨性ではありません。骨性は肘関節伸展が典型です。
2. 靱帯の伸張 ─ 下肢伸展挙上(SLR)
❌ 誤り。SLRは坐骨神経やハムストリングスの筋の伸張で制限されます。
❌ 誤り。SLRは坐骨神経やハムストリングスの筋の伸張で制限されます。
3. 軟部組織の接近 ─ 膝関節屈曲
✅ 正しい。屈曲時に下腿と大腿の軟部組織が接近して止まります。
✅ 正しい。屈曲時に下腿と大腿の軟部組織が接近して止まります。
4. 筋の伸張感 ─ 肘関節伸展
❌ 誤り。肘伸展は肘頭が肘頭窩に当たる骨性の最終域感です。
❌ 誤り。肘伸展は肘頭が肘頭窩に当たる骨性の最終域感です。
5. 関節包の伸張 ─ 前腕回外
❌ 誤り。前腕回外は靱帯・軟部組織の伸張で制限されます。
❌ 誤り。前腕回外は靱帯・軟部組織の伸張で制限されます。
【試験対策ポイント】
正常エンドフィールの代表例を整理する。
| エンドフィール | 代表的な関節運動 |
|---|---|
| 骨性(硬い) | 肘関節伸展 |
| 軟部組織の接近 | 膝関節屈曲・肘関節屈曲 |
| 筋の伸張 | SLR・股関節屈曲 |
| 関節包/靱帯の伸張 | 肩・前腕・手指の多くの運動 |
異常なエンドフィール(虚性・筋スパズム)との区別も狙われる。
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