PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第52回 理学療法士国家試験 午前 第35問

理学療法評価学第52回午前

第52回 理学療法士国家試験 午前 第35問(理学療法評価学)の正答は 5 です。Duchenne型筋ジストロフィー(DMD)はX連鎖劣性遺伝で、ジストロフィンの欠損により筋線維が壊れていく筋疾患である。

問題
Duchenne型筋ジストロフィーにみられる症状はどれか。
  1. 1. 踵足変形
  2. 2. 視力低下
  3. 3. 深部感覚障害
  4. 4. Babinski反射陽性
  5. 5. 下腿三頭筋仮性肥大 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 68.2%参考値

22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 下腿三頭筋仮性肥大

Duchenne型筋ジストロフィー(DMD)はX連鎖劣性遺伝で、ジストロフィンの欠損により筋線維が壊れていく筋疾患である。下腿三頭筋(腓腹筋)の仮性肥大が代表的な所見で、筋が脂肪・結合組織に置き換わって太く見える。


【各選択肢の解説】

1. 踵足変形
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、下腿三頭筋の短縮により尖足(内反尖足)変形が生じる。
2. 視力低下
❌ 誤り。正しくは、DMDは骨格筋(および心筋)の疾患で、視力は保たれる。
3. 深部感覚障害
❌ 誤り。正しくは、筋疾患のため感覚は正常に保たれる。
4. Babinski反射陽性
❌ 誤り。正しくは、Babinski反射は上位運動ニューロン障害の徴候で、筋原性疾患のDMDでは陰性である。
5. 下腿三頭筋仮性肥大
✅ 正しい。筋力は落ちているのに、壊れた筋線維が脂肪・結合組織に置き換わるため見かけ上ふくらはぎが太くなる。

【試験対策ポイント】

DMDの所見

  • 登攀性起立(Gowers徴候)・動揺性歩行・腰椎前弯の増強
  • 下腿三頭筋の仮性肥大・尖足
  • 近位筋優位の筋力低下・腱反射の減弱
  • 感覚は正常・Babinski反射は陰性(筋原性)
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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