PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第52回 理学療法士国家試験 午前 第38問

病理学概論第52回午前

第52回 理学療法士国家試験 午前 第38問(病理学概論)の正答は 1 です。体内の金属(プレート・スクリューなど)がある部位にも超音波療法は行える。

問題
超音波治療が可能なのはどれか。
  1. 1. 金属プレートによる骨折固定部位 ✓
  2. 2. 血友病性関節症
  3. 3. 小児の大腿骨下端部
  4. 4. 深部静脈血栓症
  5. 5. 転移性骨腫瘍部位

正答:1番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 58.8%標準

34人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 金属プレートによる骨折固定部位

体内の金属(プレート・スクリューなど)がある部位にも超音波療法は行える。金属は熱伝導率が高く、生じた熱がすぐに周りへ広がるため、局所が過熱しにくい。他の4つは出血・成長障害・塞栓・腫瘍の増悪のおそれから禁忌とされる。


【各選択肢の解説】

1. 金属プレートによる骨折固定部位
✅ 正しい。超音波は金属に当たっても熱が金属を通じて速やかに拡散するため、体内金属は禁忌に入らない。
2. 血友病性関節症
❌ 誤り。正しくは、出血傾向のある部位への温熱は血流を増やして出血を助長するおそれがあり、禁忌である。
3. 小児の大腿骨下端部
❌ 誤り。正しくは、成長期の骨端線(成長軟骨板)への照射は成長障害のおそれがあり、禁忌である。
4. 深部静脈血栓症
❌ 誤り。正しくは、血栓のある部位への照射は血栓が剥がれて塞栓症を起こすおそれがあり、禁忌である。
5. 転移性骨腫瘍部位
❌ 誤り。正しくは、悪性腫瘍の部位への照射は腫瘍の増殖や転移を促すおそれがあり、禁忌である。

【試験対策ポイント】

超音波療法の主な禁忌

  • 悪性腫瘍・出血傾向・血栓のある部位
  • 成長期の骨端線
  • 眼・妊娠中の子宮・生殖器
  • 心臓ペースメーカーの近く
体内の金属は禁忌ではない(ひっかけの定番)。

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