第52回 理学療法士国家試験 午前 第40問
解剖学第52回午前
第52回 理学療法士国家試験 午前 第40問(解剖学)の正答は 4 です。靱帯の部分損傷では、その靱帯が制動している運動を筋で補うため、逆向きの運動を起こす筋を強化する。
問題
部分損傷をきたした靱帯と強化すべき筋の組合せで適切なのはどれか。
- 1. 二分靱帯 ─── 後脛骨筋
- 2. 三角靱帯 ─── 短腓骨筋
- 3. 前脛腓靱帯 ─── 前脛骨筋
- 4. 前距腓靱帯 ─── 長腓骨筋 ✓
- 5. リスフラン靱帯 ─── 下腿三頭筋
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 45.3%難問
64人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 前距腓靱帯 ─── 長腓骨筋
靱帯の部分損傷では、その靱帯が制動している運動を筋で補うため、逆向きの運動を起こす筋を強化する。前距腓靱帯は内がえし(内反)捻挫で最も損傷されやすく、外がえしに働く腓骨筋の強化が適切である。
【各選択肢の解説】
1. 二分靱帯 ─── 後脛骨筋
❌ 誤り。二分靱帯は踵骨から舟状骨・立方骨へ向かうY字形の靱帯で、内がえしの強制で損傷する。正しくは、強化するのは外がえしに働く腓骨筋で、内がえし筋の後脛骨筋は損傷の向きと同じ側を強めることになる。
❌ 誤り。二分靱帯は踵骨から舟状骨・立方骨へ向かうY字形の靱帯で、内がえしの強制で損傷する。正しくは、強化するのは外がえしに働く腓骨筋で、内がえし筋の後脛骨筋は損傷の向きと同じ側を強めることになる。
2. 三角靱帯 ─── 短腓骨筋
❌ 誤り。三角靱帯は足関節内側の靱帯で、外がえしを制動する。正しくは、強化するのは内がえしに働く後脛骨筋である。
❌ 誤り。三角靱帯は足関節内側の靱帯で、外がえしを制動する。正しくは、強化するのは内がえしに働く後脛骨筋である。
3. 前脛腓靱帯 ─── 前脛骨筋
❌ 誤り。正しくは、前脛腓靱帯は脛骨と腓骨の遠位をつなぐ靱帯で、足関節の背屈・外旋の強制で損傷する(高位足関節捻挫)。前脛骨筋は背屈・内がえしの筋で、この靱帯を補う関係にはない。
❌ 誤り。正しくは、前脛腓靱帯は脛骨と腓骨の遠位をつなぐ靱帯で、足関節の背屈・外旋の強制で損傷する(高位足関節捻挫)。前脛骨筋は背屈・内がえしの筋で、この靱帯を補う関係にはない。
4. 前距腓靱帯 ─── 長腓骨筋
✅ 正しい。前距腓靱帯は底屈位での内がえしを制動しており、外がえしに働く長腓骨筋を強めることで内がえしの強制に抵抗できる。
✅ 正しい。前距腓靱帯は底屈位での内がえしを制動しており、外がえしに働く長腓骨筋を強めることで内がえしの強制に抵抗できる。
5. リスフラン靱帯 ─── 下腿三頭筋
❌ 誤り。正しくは、リスフラン靱帯は内側楔状骨と第2中足骨底をつなぐ中足部の靱帯で、下腿三頭筋(底屈筋)の強化で補う関係にはない。
❌ 誤り。正しくは、リスフラン靱帯は内側楔状骨と第2中足骨底をつなぐ中足部の靱帯で、下腿三頭筋(底屈筋)の強化で補う関係にはない。
【試験対策ポイント】
| 靱帯 | 制動する運動 | 強化する筋 |
|---|---|---|
| 前距腓靱帯(外側) | 内がえし(底屈位) | 腓骨筋(外がえし) |
| 三角靱帯(内側) | 外がえし | 後脛骨筋(内がえし) |
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