PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第52回 理学療法士国家試験 午前 第47問

運動学第52回午前

第52回 理学療法士国家試験 午前 第47問(運動学)の正答は 3 です。要支援2と要介護1は、一次判定の要介護認定等基準時間が同じ範囲(32~50分)になり得る。

問題
要介護認定の審査で、要支援2と要介護1の違いを判定する要素はどれか。
  1. 1. 歩行速度
  2. 2. 対象者の意欲
  3. 3. 状態の不安定性
  4. 4. 家族の介護負担感
  5. 5. 要介護認定等基準時間

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 状態の不安定性

要支援2と要介護1は、一次判定の要介護認定等基準時間が同じ範囲(32~50分)になり得る。両者の振り分けは、二次判定で心身の状態の安定性(病状の不安定さ)と認知機能の低下の有無で判定されます。状態が不安定なら要介護1となります。


【各選択肢の解説】

1. 歩行速度
❌ 誤り。歩行速度そのものが要支援2/要介護1の振り分け基準ではありません。
2. 対象者の意欲
❌ 誤り。本人の意欲は認定基準の判定要素ではありません。
3. 状態の不安定性
✅ 正しい。病状の不安定さ(および認知機能低下)で要介護1へ振り分けられます。
4. 家族の介護負担感
❌ 誤り。家族の負担感は認定の判定要素ではありません(要介護度は本人の状態で決定)。
5. 要介護認定等基準時間
❌ 誤り。両者は基準時間が重なるため、これだけでは区別できません。

【試験対策ポイント】

要介護認定は一次判定(基準時間の推計)→二次判定(介護認定審査会)の2段階。要支援2と要介護1は基準時間が同じ区分になるため、二次判定で「状態の安定性」「認知症の有無」により振り分ける。状態が不安定・認知症ありなら要介護1。介護保険の保険者は市町村である点も併せて押さえる。

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