第52回 理学療法士国家試験 午前 第56問
解剖学第52回午前
第52回 理学療法士国家試験 午前 第56問(解剖学)の正答は 2 です。大内転筋は、恥骨・坐骨枝から起こる内転筋部が閉鎖神経、坐骨結節から起こり内転筋結節につく部分(ハムストリング部)が脛骨神経(坐骨神経)に支配される二重神経支配の筋である。
問題
二重神経支配の筋はどれか。
- 1. 長内転筋
- 2. 大内転筋 ✓
- 3. 中間広筋
- 4. 半膜様筋
- 5. ヒラメ筋
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.5%標準
53人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 大内転筋
大内転筋は、恥骨・坐骨枝から起こる内転筋部が閉鎖神経、坐骨結節から起こり内転筋結節につく部分(ハムストリング部)が脛骨神経(坐骨神経)に支配される二重神経支配の筋である。
【各選択肢の解説】
1. 長内転筋
❌ 誤り。長内転筋は閉鎖神経だけに支配される。正しくは、閉鎖神経の単一支配で、股関節の内転に働く。
❌ 誤り。長内転筋は閉鎖神経だけに支配される。正しくは、閉鎖神経の単一支配で、股関節の内転に働く。
2. 大内転筋
✅ 正しい(=正答)。発生の由来が違う2つの部分からなり、内転筋部は閉鎖神経、ハムストリング部は脛骨神経に支配される。ハムストリング部は股関節の伸展にも働く。
✅ 正しい(=正答)。発生の由来が違う2つの部分からなり、内転筋部は閉鎖神経、ハムストリング部は脛骨神経に支配される。ハムストリング部は股関節の伸展にも働く。
3. 中間広筋
❌ 誤り。中間広筋は大腿四頭筋の一部で、大腿神経だけに支配される。正しくは、大腿神経の単一支配で、膝関節の伸展に働く。
❌ 誤り。中間広筋は大腿四頭筋の一部で、大腿神経だけに支配される。正しくは、大腿神経の単一支配で、膝関節の伸展に働く。
4. 半膜様筋
❌ 誤り。半膜様筋は脛骨神経だけに支配される。正しくは、坐骨神経の脛骨神経部の単一支配で、膝関節の屈曲・股関節の伸展に働く。
❌ 誤り。半膜様筋は脛骨神経だけに支配される。正しくは、坐骨神経の脛骨神経部の単一支配で、膝関節の屈曲・股関節の伸展に働く。
5. ヒラメ筋
❌ 誤り。ヒラメ筋は脛骨神経だけに支配される。正しくは、脛骨神経の単一支配で、足関節の底屈に働く。
❌ 誤り。ヒラメ筋は脛骨神経だけに支配される。正しくは、脛骨神経の単一支配で、足関節の底屈に働く。
【試験対策ポイント】
| 二重神経支配の筋 | 支配神経 |
|---|---|
| 大内転筋 | 閉鎖神経+脛骨神経 |
| 恥骨筋 | 大腿神経+閉鎖神経 |
| 上腕筋 | 筋皮神経+橈骨神経 |
| 大腿二頭筋 | 長頭=脛骨神経・短頭=総腓骨神経 |
内転筋群の中で大内転筋だけが坐骨神経系の支配も受ける。
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