第52回 理学療法士国家試験 午前 第72問
解剖学第52回午前
第52回 理学療法士国家試験 午前 第72問(解剖学)の正答は 3 です。薄筋は恥骨から起こり、大腿の内側を下って脛骨の内側(鵞足)に付く。
問題
股関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。
- 1. 屈曲 ── 梨状筋
- 2. 伸展 ── 大腰筋
- 3. 内転 ── 薄筋 ✓
- 4. 内旋 ── 上双子筋
- 5. 外旋 ── 半腱様筋
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 75%やさしい
52人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 内転 ── 薄筋
薄筋は恥骨から起こり、大腿の内側を下って脛骨の内側(鵞足)に付く。股関節の内側を通るため股関節の内転に働く(内転筋群の1つ)。
【各選択肢の解説】
1. 屈曲 ── 梨状筋
❌ 誤り。梨状筋は股関節の後ろにある深層外旋六筋の1つである。正しくは、梨状筋は股関節の外旋に働く。
❌ 誤り。梨状筋は股関節の後ろにある深層外旋六筋の1つである。正しくは、梨状筋は股関節の外旋に働く。
2. 伸展 ── 大腰筋
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、大腰筋は腸骨筋とともに腸腰筋をつくり、股関節の屈曲の主動作筋である。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、大腰筋は腸骨筋とともに腸腰筋をつくり、股関節の屈曲の主動作筋である。
3. 内転 ── 薄筋
✅ 正しい。恥骨から脛骨内側へ大腿の内側を走るため、股関節を内転させる。膝関節をまたぐ二関節筋で、膝の屈曲にも働く。
✅ 正しい。恥骨から脛骨内側へ大腿の内側を走るため、股関節を内転させる。膝関節をまたぐ二関節筋で、膝の屈曲にも働く。
4. 内旋 ── 上双子筋
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、上双子筋は深層外旋六筋の1つで、股関節の外旋に働く。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、上双子筋は深層外旋六筋の1つで、股関節の外旋に働く。
5. 外旋 ── 半腱様筋
❌ 誤り。半腱様筋はハムストリングスの内側の筋である。正しくは、半腱様筋は股関節の伸展と膝関節の屈曲に働き、膝屈曲位では下腿の内旋にも働く。
❌ 誤り。半腱様筋はハムストリングスの内側の筋である。正しくは、半腱様筋は股関節の伸展と膝関節の屈曲に働き、膝屈曲位では下腿の内旋にも働く。
【試験対策ポイント】
| 股関節の運動 | 主な筋 |
|---|---|
| 屈曲 | 腸腰筋(大腰筋・腸骨筋) |
| 伸展 | 大殿筋・ハムストリングス |
| 内転 | 大内転筋・長内転筋・短内転筋・薄筋・恥骨筋 |
| 外旋 | 深層外旋六筋(梨状筋・上双子筋・下双子筋・内閉鎖筋・外閉鎖筋・大腿方形筋) |
深層外旋六筋を「内旋」、大腰筋を「伸展」と向きを逆にするのが定番のひっかけ。
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