臼状関節(球関節の一種で寛骨臼が深い)。3自由度をもち、骨性の安定性が高い。
| 屈曲 | 伸展 | 外転 | 内転 | 外旋 | 内旋 |
|---|---|---|---|---|---|
| 125° | 15° | 45° | 20° | 45° | 45° |
「外転・外旋・内旋は45/内転は20/伸展は15/屈曲は125」でまとめる。屈曲は膝屈曲位で測る。膝関節は屈曲130・伸展0。
頻出の誤り値 → 外旋20°(正しくは45°)/外転20°(20°は内転の値)/屈曲110°(正しくは125°)/内旋20°(正しくは45°)。
| 靱帯 | 位置 | 緊張する肢位 |
|---|---|---|
| 腸骨大腿靱帯(Y靱帯・最強) | 前方 | 伸展(屈曲で弛緩)。立位で骨盤の後方傾斜を防ぐ |
| 恥骨大腿靱帯 | 前下方 | 外転・外旋・伸展 |
| 坐骨大腿靱帯 | 後方 | 伸展・内旋 |
| 大腿骨頭靱帯(円靱帯) | 関節内 | 内転・屈曲(外転で弛緩)。閉鎖動脈枝が走る |
関節包靱帯は3本とも伸展で締まり屈曲で緩む。だから屈曲位が「ゆとりのある肢位」になる。円靱帯だけ逆(内転・屈曲で緊張)。
「屈曲時に腸骨大腿靱帯が緊張」は誤り → 伸展で緊張。「内旋時に恥骨大腿靱帯が緊張」も誤り → 外転・外旋。「外転時に大腿骨頭靱帯が緊張」も誤り → 内転・屈曲。腸脛靱帯は股関節の関節包靱帯ではない。
| 運動 | 主動作筋 |
|---|---|
| 屈曲 | 腸腰筋(大腰筋+腸骨筋)=最強・大腿直筋・縫工筋・大腿筋膜張筋・恥骨筋 |
| 伸展 | 大殿筋・ハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋) |
| 外転 | 中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋(梨状筋は屈曲位で外転に働く) |
| 内転 | 内転筋群(大・長・短内転筋)・薄筋・恥骨筋 |
| 外旋 | 深層外旋六筋(梨状筋・上下双子筋・内外閉鎖筋・大腿方形筋)・大殿筋・腸腰筋 |
| 内旋 | 小殿筋・中殿筋前部・大腿筋膜張筋 |
| 筋 | 股関節での作用 | 膝など他の作用 |
|---|---|---|
| 恥骨筋 | 屈曲+内転(一部内旋) | — |
| 大殿筋 | 伸展+外旋 | 腸脛靱帯を介し膝を安定 |
| 大腿筋膜張筋 | 屈曲+外転+内旋 | 膝屈曲位では屈曲補助、伸展位では伸展補助 |
| 腸腰筋 | 屈曲+外旋 | — |
| 梨状筋 | 外旋(屈曲位では外転) | — |
| 大腿方形筋・双子筋・閉鎖筋 | 外旋のみ | — |
| 小殿筋 | 外転+内旋 | — |
| 薄筋 | 内転 | 膝屈曲+下腿内旋(内転筋群唯一の二関節筋) |
| 縫工筋 | 屈曲+外転+外旋 | 膝屈曲+下腿内旋 |
| 半腱様筋・半膜様筋 | 伸展(+内旋) | 膝屈曲+下腿内旋 |
| 大腿二頭筋 | 伸展 | 膝屈曲+下腿外旋 |
典型的な誤り組合せ → 外転―薄筋(正しくは内転)/外旋―半腱様筋(正しくは伸展・内旋)/内旋―大殿筋(正しくは外旋)/内転―梨状筋(正しくは外旋)/伸展―腸腰筋(正しくは屈曲)/内転―中殿筋(正しくは外転)/屈曲―大腿二頭筋(正しくは伸展)/内転―小殿筋(正しくは外転・内旋)/屈曲―大腿方形筋(正しくは外旋)/伸展―恥骨筋(正しくは屈曲・内転)/内旋―上双子筋(正しくは外旋)/膝伸展―縫工筋(正しくは膝屈曲)。
中殿筋は歩行の立脚期に骨盤を水平に保つ。弱化するとTrendelenburg徴候(遊脚側の骨盤が下がる)が出る。鵞足=縫工筋・薄筋・半腱様筋、いずれも膝屈曲+下腿内旋の二関節筋。
| 付着部 | 付く筋 |
|---|---|
| 腸骨翼外面(殿筋面) | 大殿筋・中殿筋・小殿筋 |
| 腸骨翼内面(腸骨窩) | 腸骨筋 |
| 上前腸骨棘 | 縫工筋・大腿筋膜張筋 |
| 仙骨前面 | 梨状筋(大坐骨孔を通る) |
| 大転子 | 中殿筋・小殿筋(外転筋)+梨状筋・上下双子筋・内外閉鎖筋(外旋筋) |
| 小転子 | 腸腰筋 |
| 殿筋粗面・腸脛靱帯 | 大殿筋(=大転子には付かない) |
| 舟状骨粗面 | 後脛骨筋 |
| 第5中足骨底・粗面 | 第三腓骨筋・短腓骨筋 |
| 第1中足骨底・内側楔状骨 | 長腓骨筋(足底を斜走する) |
| 鵞足(脛骨内側) | 縫工筋・薄筋・半腱様筋 |
| 神経 | 支配筋 |
|---|---|
| 大腿神経 | 腸骨筋・大腿四頭筋・縫工筋(大腰筋は腰神経叢の枝L1〜L3が直接支配) |
| 下殿神経 | 大殿筋 |
| 上殿神経 | 中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋 |
| 閉鎖神経 | 内転筋群・外閉鎖筋(大内転筋の一部は脛骨神経) |
| 仙骨神経叢の枝 | 内閉鎖筋・双子筋・大腿方形筋(=閉鎖神経ではない) |
| 深腓骨神経 | 前脛骨筋・長趾伸筋・長母趾伸筋・第三腓骨筋(前面=背屈群) |
| 浅腓骨神経 | 長腓骨筋・短腓骨筋(外側=外がえし群) |
| 脛骨神経 | 下腿三頭筋・足底筋・膝窩筋・後脛骨筋・長趾屈筋・長母趾屈筋(後面) |
下腿は区画で覚える=前を背屈させるのが深腓骨、横を外がえしさせるのが浅腓骨、後ろを底屈させるのが脛骨神経。総腓骨神経が腓骨頭で圧迫されると背屈・外がえしが落ちて下垂足・内反尖足になる。
組合せ問題で「前脛骨筋―腓骨神経」は誤り → 正しくは深腓骨神経。「腓骨神経」だけでは浅・深が割れず不正確とされる(総腓骨神経は幹の名前。支配筋を問う設問では深腓骨/浅腓骨まで書けているかを見る)。同型の誤り → 「大殿筋―上殿神経」(正しくは下殿神経)/「小殿筋―下殿神経」(正しくは上殿神経)/「内閉鎖筋―閉鎖神経」(正しくは仙骨神経叢の枝=内閉鎖筋神経。閉鎖神経が支配するのは外閉鎖筋と内転筋群)。
| 靱帯 | 制動するもの | 緊張する肢位 |
|---|---|---|
| 内側側副靱帯(MCL) | 外反・回旋 | 伸展位で緊張・屈曲位で弛緩。幅広い膜状で内側半月板と結合 |
| 外側側副靱帯(LCL) | 内反 | 伸展位で緊張。索状で細い。外側半月板とは結合しない |
| 前十字靱帯(ACL) | 脛骨の前方移動・過伸展 | 完全伸展位で緊張 |
| 後十字靱帯(PCL) | 脛骨の後方移動 | 屈曲位(とくに深屈曲)で緊張 |
| 斜膝窩靱帯 | 過伸展 | 伸展で緊張 |
「膝を屈曲すると前十字靱帯は弛緩する」は誤り → ACLは完全伸展位で最も緊張するが、屈曲位でも一部の線維は緊張を保ち、一様に弛緩することはない。屈曲ではっきり弛緩するのは側副靱帯のほう。伸展・屈曲のどちらでも脛骨前方移動の制動は続く。
「関節包の後面は前面に比べて伸縮性が高い」は誤り → 前後が逆。伸縮性が高いのは前面、後面は過伸展を止める制動構造。
| 内側半月板 | 外側半月板 | |
|---|---|---|
| 形 | C字状・大きい | O字状(ほぼ円形)・やや小さい |
| 側副靱帯との結合 | MCLと結合する | LCLには付着しない |
| 可動性 | 小さい → 損傷しやすい | 大きい → 屈曲時に大きく後方移動 |
「屈曲初期に滑り、続いて転がり」は順序が逆 → 転がり→滑り。「屈曲角度が増すと転がりが増える」も誤り → 増えるのは滑り。「屈曲位から伸展すると下腿は内旋する」も誤り → 外旋する。「側副靱帯は屈曲時に緊張」も誤り → 伸展時に緊張。「前十字靱帯は屈曲運動の制限になる」も誤り → 制限するのは脛骨前方移動と過伸展。
| 下腿内旋 | 下腿外旋 |
|---|---|
| 半腱様筋・半膜様筋・縫工筋・薄筋・膝窩筋 | 大腿二頭筋 |
| 関節 | 運動 | ポイント |
|---|---|---|
| 距腿関節 | 背屈20°・底屈45° | 運動自由度は1(底背屈のみ)。内外がえしはここでは起こらない |
| 距骨下(距踵)関節 | 内がえし・外がえし(回外・回内) | 足部の内外反はここが担う |
| 横足根(Chopart)関節 | 距舟+踵立方 | 前足部と後足部の境 |
| 足根中足(Lisfranc)関節 | 主な運動は滑り | 可動性は小さく足部の剛性維持に働く |
距骨滑車は前方が広いため、背屈位で果間にはまり込み最も安定する(底屈位で安定、は誤り)。
| 区画 | 筋 | 神経 | 作用 |
|---|---|---|---|
| 前面 | 前脛骨筋 | 深腓骨 | 背屈+内がえし |
| 前面 | 長趾伸筋 | 深腓骨 | 背屈+外がえし+第2〜5趾伸展 |
| 前面 | 長母趾伸筋 | 深腓骨 | 背屈+母趾伸展(わずかに内がえし側) |
| 前面 | 第三腓骨筋 | 深腓骨 | 背屈+外がえし(外果前方を通る) |
| 外側 | 長腓骨筋 | 浅腓骨 | 底屈+外がえし。横アーチ・外側縦アーチを支持 |
| 外側 | 短腓骨筋 | 浅腓骨 | 底屈+外がえし(第5中足骨粗面に停止) |
| 後面浅層 | 腓腹筋 | 脛骨 | 膝屈曲+底屈(二関節筋) |
| 後面浅層 | ヒラメ筋 | 脛骨 | 底屈(単関節筋)+内がえし |
| 後面浅層 | 足底筋 | 脛骨 | 膝屈曲+底屈の補助 |
| 後面深層 | 後脛骨筋 | 脛骨 | 底屈+内がえし(主動筋)。内側縦アーチを支持 |
| 後面深層 | 長趾屈筋 | 脛骨 | 第2〜5趾屈曲+底屈+内がえし。内側縦アーチを支持 |
| 後面深層 | 長母趾屈筋 | 脛骨 | 母趾屈曲+底屈+内がえし補助 |
| 後面深層 | 膝窩筋 | 脛骨 | 膝屈曲+下腿内旋のみ(足には作用しない) |
原則は2つ。①脛骨筋は内がえし・腓骨筋は外がえし(例外は前脛骨筋が背屈側、第三腓骨筋が背屈側にあること)。②腱が果の前を通れば背屈、後ろを通れば底屈。
| 通る場所 | 腱 |
|---|---|
| 内果後方(足根管・前から順) | 後脛骨筋腱・長趾屈筋腱・後脛骨動脈・脛骨神経・長母趾屈筋腱 |
| 外果後方 | 長腓骨筋腱・短腓骨筋腱 |
| 外果前方 | 第三腓骨筋腱(ここを通るのはこの1本だけ) |
作用の入れ替えが定番の誤り → 後脛骨筋=外がえし(正しくは内がえし)/前脛骨筋=外がえし(正しくは内がえし)/第三腓骨筋=底屈・内がえし(正しくは背屈+外がえし)/長腓骨筋=背屈(正しくは底屈)/長趾伸筋=内がえし(正しくは外がえし)/ヒラメ筋=外がえし(外がえし作用はなく、底屈と内がえし)。
| 内側縦アーチ | 外側縦アーチ | 横アーチ | |
|---|---|---|---|
| 要石 | 舟状骨 | 立方骨 | 中間楔状骨側が頂点(立方骨は外側で低い) |
| 高さ・長さ | 高く長い | 低く短い | — |
| 動的支持(筋) | 後脛骨筋(最重要)・長趾屈筋・長母趾屈筋・前脛骨筋 | 長腓骨筋・短腓骨筋 | 長腓骨筋(+後脛骨筋) |
| 静的支持 | 底側踵舟靱帯(スプリング靱帯)・足底腱膜 | 長足底靱帯 | — |
| 機能 | 衝撃吸収・推進 | 荷重支持 | 前足部の支持 |
アーチ保持の主役として誤って挙げられるもの → 虫様筋(MP屈曲・IP伸展の内在筋)/短母趾伸筋(母趾伸展)/前距腓靱帯(外側の靱帯で内反捻挫で損傷)/浅横中足靱帯(横方向の連結)/足底筋(寄与は乏しい)/三角靱帯(内側の安定には効くがアーチの主役ではない)。「後脛骨筋が外側縦アーチを支える」も誤り → 支えるのは内側縦アーチ。「内側縦アーチは外がえしで高くなる」も誤り → 低くなる。
段階1=収縮を触知するだけ/段階2=重力を除いた肢位で全可動域/段階3=重力に抗して全可動域。開始肢位は「主作用の方向」と「重力の扱い」で決まる。
| 筋 | 段階2(重力除去位) | 段階3以上・注意点 |
|---|---|---|
| 腸腰筋 | 側臥位(検査側を上) | 端座位で大腿を挙上 |
| 縫工筋 | 背臥位で股屈曲・外転・外旋+膝屈曲 | 座位で同じ複合運動 |
| 中殿筋(股外転) | 背臥位で水平方向に移動 | 側臥位。股屈曲の代償=腸腰筋(大腰筋+腸骨筋)が出やすい |
| 小殿筋(股外転+内旋) | 背臥位で水平方向に移動(中殿筋と同じ) | Danielsでは中殿筋と一括して「股関節外転」で検査する。側臥位は段階3以上の抗重力肢位で段階2の肢位ではない |
| 大殿筋(股伸展) | 側臥位 | 腹臥位。膝屈曲位=大殿筋を分離/膝伸展位ではハムストリングスも働く。片側ずつ検査 |
| ハムストリングス(膝屈曲) | 側臥位 | 腹臥位 |
| 大腿四頭筋(膝伸展) | 側臥位(検査側を上・検者が支える) | 端座位(股屈曲位)で膝を伸展しきる=Danielsの段階3〜5は端座位が標準の開始肢位。したがって「大腿四頭筋の段階2=股関節屈曲位」は誤り → 股屈曲位(端座位)になるのは段階3以上で、段階2は側臥位 |
| 後脛骨筋 | 側臥位・足関節底屈位から内がえし | 底屈+内がえしが主作用 |
| 短腓骨筋 | — | 段階1は底屈・外がえし位で第5中足骨基部の腱を触知 |
| 腓腹筋 | — | 立位で片脚踵上げ。代償筋=後脛骨筋(長・短腓骨筋、長母趾屈筋、長趾屈筋も底屈を補助) |
段階2(除重力位)は肢位の名前が合っているだけでは成立しない。除重力位の測定では検者が被検側下肢の重さを支える(または滑走板・パウダーボードに乗せる)ことが必須条件で、支えがなければ自重と台との摩擦が残り「重力を除いた」ことにならない。下側の下肢は屈曲させて骨盤を安定させる。
だからMMTの図問題は肢位だけでなく「検者の手がどこにあるか」まで見る。腸腰筋を側臥位・検査側を上で行っていても、検者の手が骨盤(腸骨稜)を押さえているだけで上側=被検側の下肢を支えていなければ段階2の測定にならない(肢位は正しくても図としては誤り)。
股関節外転(中殿筋・小殿筋)の段階2は背臥位で下肢を台上に置き、水平方向へ滑らせる。長座位(体幹を起こして後方に手をつく肢位)は背臥位ではないので、これで外転を測っている図は誤り。側臥位も段階3以上の抗重力肢位なので同じく誤り。
股関節伸展MMTで腹臥位がとれない股関節屈曲拘縮例は、ベッド端に体幹を伏せて立位で行う変法を使う。ただしこの変法は抗重力位なので段階2は測れない(段階2は側臥位)。
これに対し通常法=腹臥位・膝伸展位で片側ずつ下肢全体を持ち上げ抵抗を加える方法は、抗重力位で段階5〜3を判定し、そのまま重力除去位へ移して段階2まで判定できる=通常法(腹臥位法)は段階5〜段階2をカバーする。変法との違いはここ。なお通常法は両側同時には行わないし、膝伸展位なのでハムストリングスも含んだ伸展力をみている(大殿筋だけを分離するなら膝屈曲位)。
底屈の代償筋として前脛骨筋・長趾伸筋・長母趾伸筋を選ぶのは誤り → いずれも背屈筋で底屈方向には働かない。母趾外転筋(足底の内在筋)も足関節底屈を代償できない。
ASIAの下肢key muscle=L2 腸腰筋(股屈曲)/L3 大腿四頭筋(膝伸展)/L4 前脛骨筋(背屈)/L5 長母趾伸筋(母趾伸展)/S1 下腿三頭筋(底屈)。下肢を固定して体幹前屈させ、膝の固定角度を変えると前傾角度が変わる場合は、その角度差に関与する大腿四頭筋の筋力低下を疑う。
MMT・抵抗運動・伸張運動の設問は下肢と上肢を混ぜて出る。下肢の知識だけでは肢を消せないので、頻出の3点だけ押さえる。
| Sharrard分類 | 髄節レベル | 働く主な筋・特徴 |
|---|---|---|
| Ⅰ群 | 胸髄〜L1 | 下肢の筋はほとんど働かない。股屈曲も出ない高位麻痺 |
| Ⅱ群 | L2〜L3 | 腸腰筋・内転筋が働き股屈曲・内転可。大腿四頭筋は部分的 |
| Ⅲ群 | L4〜L5 | 大腿四頭筋が良好(膝伸展可)・前脛骨筋がある程度働く。内反尖足変形 |
| Ⅳ群 | L5〜S1 | 中殿筋・長母趾伸筋が働き底屈も一部残る。背屈筋優位で踵足になりやすい |
| Ⅴ群 | S1以下 | 下腿三頭筋が働き蹴り出しが可能。ほぼ歩行自立 |
読み方は「最も遠位で働いている筋はどれか」の1点。大腿四頭筋5・内側ハムストリングス3・前脛骨筋3・後脛骨筋2なら、L4までは保たれL5以下が落ちている=Ⅲ群(L4〜L5)。大腿四頭筋が働いた時点でⅠ・Ⅱ群は消え、後脛骨筋・下腿三頭筋が落ちている時点でⅣ・Ⅴ群も消える。
| 問題 | 対応 |
|---|---|
| 立脚期の膝折れ・下垂足 | 前方制動(背屈を制限して膝伸展を保つ) |
| 尖足・反張膝・下腿三頭筋の痙縮 | 後方制動(底屈を制限) |
| 内反足 | 外側ソールウェッジ(外側を上げて荷重を内側へ) |
| 外反(回内)足・扁平足 | 内側ソールウェッジ・Thomasヒール・内側フレアヒール |
| 中足骨痛(横アーチ低下) | メタタルザルバー |
| 踵の衝撃吸収 | クッションヒール(内外反の矯正作用はない) |