PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第52回 理学療法士国家試験 午前 第88問

神経内科学第52回午前

第52回 理学療法士国家試験 午前 第88問(神経内科学)の正答は 2 です。くも膜下出血の主な原因は脳動脈瘤の破裂で、女性に多い。

問題
脳血管障害について誤っているのはどれか。
  1. 1. 高血圧は脳出血の危険因子である。
  2. 2. くも膜下出血は女性よりも男性に多い。 ✓
  3. 3. 発作性心房細動は脳塞栓の危険因子である。
  4. 4. 癌に付随する凝固異常は脳塞栓の原因となる。
  5. 5. 慢性腎臓病〈CKD〉は脳卒中の危険因子である。

正答:2番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 48.1%参考値

27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — くも膜下出血は女性よりも男性に多い。

くも膜下出血の主な原因は脳動脈瘤の破裂で、女性に多い。性差の向きを入れ替えたのがこの選択肢である。他の4つは脳卒中の危険因子・原因として正しい。


【各選択肢の解説】

1. 高血圧は脳出血の危険因子である。
✅ 正しい。高血圧が続くと脳の細い穿通枝動脈が傷み、破綻して出血する。高血圧は脳出血の最大の危険因子である。
2. くも膜下出血は女性よりも男性に多い。
❌ 誤り(=正答)。性差の向きが逆である。正しくはくも膜下出血は男性よりも女性に多い。
3. 発作性心房細動は脳塞栓の危険因子である。
✅ 正しい。心房細動では左心房(左心耳)に血栓ができやすく、それが流れて脳塞栓を起こす。発作性でも持続性と同様に危険因子となる。
4. 癌に付随する凝固異常は脳塞栓の原因となる。
✅ 正しい。悪性腫瘍に伴う凝固亢進で血栓ができ、脳塞栓を起こすことがあり、Trousseau症候群と呼ばれる。
5. 慢性腎臓病〈CKD〉は脳卒中の危険因子である。
✅ 正しい。CKDは高血圧・動脈硬化と関係が深く、脳卒中を含む心血管疾患の危険因子である。

【試験対策ポイント】

病型主な原因・危険因子
脳出血高血圧
くも膜下出血脳動脈瘤の破裂(女性に多い)
心原性脳塞栓心房細動(発作性を含む)・癌に伴う凝固亢進
共通の危険因子高血圧・糖尿病・脂質異常症・喫煙・CKD
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