PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第52回 理学療法士国家試験 午前 第99問

臨床心理学第52回午前

第52回 理学療法士国家試験 午前 第99問(臨床心理学)の正答は 5 です。神経性大食症(神経性過食症)は、むちゃ食いと、体重増加を防ぐための不適切な代償行動を繰り返す摂食障害である。

問題
神経性大食症について正しいのはどれか。
  1. 1. 女性より男性に多い。
  2. 2. 高カリウム血症がみられる。
  3. 3. 神経性無食欲症からの移行はない。
  4. 4. カロリーの低いものを過食することが多い。
  5. 5. 代償行動で最も多いのは自己誘発性嘔吐である。 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 94.1%参考値

17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 代償行動で最も多いのは自己誘発性嘔吐である。

神経性大食症(神経性過食症)は、むちゃ食いと、体重増加を防ぐための不適切な代償行動を繰り返す摂食障害である。代償行動で最も多いのは自己誘発性嘔吐で、ほかに下剤・利尿薬の乱用、絶食、過剰な運動がある。


【各選択肢の解説】

1. 女性より男性に多い。
❌ 誤り。性差の向きが逆である。正しくは若年女性に多い。
2. 高カリウム血症がみられる。
❌ 誤り。嘔吐で胃液を、下剤の乱用で腸液を失うため、カリウムが失われる。正しくは低カリウム血症がみられる。
3. 神経性無食欲症からの移行はない。
❌ 誤り。拒食で始まり、経過中に過食と嘔吐へ移る例がある。正しくは神経性無食欲症から移行することがある。
4. カロリーの低いものを過食することが多い。
❌ 誤り。むちゃ食いでは甘い物など高カロリーの食品を短時間に大量に食べることが多い。正しくは高カロリーのものを過食することが多い。
5. 代償行動で最も多いのは自己誘発性嘔吐である。
✅ 正しい(=正答)。過食した分を体外に出そうとして、指を喉に入れるなどして吐く行動が最も多い。繰り返すと手背の吐きだこ(Russell徴候)・歯のエナメル質の侵食・唾液腺の腫大がみられる。

【試験対策ポイント】

神経性無食欲症神経性大食症
体重著しい低体重正常範囲のことが多い
中心の行動摂食制限むちゃ食い+代償行動
代償行動嘔吐・下剤があるタイプもある自己誘発性嘔吐が最多
共通若年女性に多い・低カリウム血症(嘔吐・下剤)
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