PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第52回 理学療法士国家試験 午後 第38問

物理療法第52回午後

第52回 理学療法士国家試験 午後 第38問(物理療法)の正答は 5 です。慢性非特異的腰痛では、痛みへの不安や恐怖による活動の回避が慢性化に関わるため、考え方と行動に働きかける認知行動療法が強く推奨されている。

問題
慢性非特異的腰痛の理学療法介入方法について、理学療法診療ガイドラインで強く推奨されているのはどれか。
  1. 1. 超音波
  2. 2. TENS
  3. 3. 腰椎牽引
  4. 4. 寒冷療法
  5. 5. 認知行動療法 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 33.3%難問

36人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 認知行動療法

慢性非特異的腰痛では、痛みへの不安や恐怖による活動の回避が慢性化に関わるため、考え方と行動に働きかける認知行動療法が強く推奨されている。物理療法はいずれも慢性腰痛への効果の根拠が乏しい(日本理学療法士協会 理学療法診療ガイドライン第1版 2011年)。


【各選択肢の解説】

1. 超音波
❌ 誤り。正しくは、超音波療法は慢性非特異的腰痛に対する効果の根拠が乏しく、強い推奨の対象になっていない。
2. TENS
❌ 誤り。正しくは、TENSは一時的な鎮痛に使われるが、慢性非特異的腰痛での効果の根拠が乏しく、強い推奨の対象になっていない。
3. 腰椎牽引
❌ 誤り。正しくは、腰椎牽引は慢性非特異的腰痛での効果の根拠が乏しく、強い推奨の対象になっていない。
4. 寒冷療法
❌ 誤り。正しくは、寒冷療法は主に急性の炎症や痛みに使われる方法で、慢性非特異的腰痛での効果の根拠は乏しい。
5. 認知行動療法
✅ 正しい。痛みに対する破局的な考え方や恐怖回避行動を修正し、活動量を段階的に増やすことで、痛みと機能障害の改善が示されている。運動療法と並んで慢性腰痛の中心となる介入である。

【試験対策ポイント】

  • 慢性非特異的腰痛は生物・心理・社会の面からとらえる
  • 強く推奨=運動療法・認知行動療法などの能動的な介入
  • 受け身の物理療法(超音波・TENS・牽引・寒冷・温熱)は根拠が乏しい
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✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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