第52回 理学療法士国家試験 午後 第39問
内科学・臨床医学第52回午後
第52回 理学療法士国家試験 午後 第39問(内科学・臨床医学)の正答は 4 です。COPDでは、両上肢を挙上して保持する動作が最も息切れを生じやすい。
問題
慢性閉塞性肺疾患のADL動作で最も息切れが生じやすいのはどれか。
- 1. 食事
- 2. 排尿
- 3. 歯磨き
- 4. 洗髪 ✓
- 5. ズボンの着脱
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 76.3%やさしい
38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 洗髪
COPDでは、両上肢を挙上して保持する動作が最も息切れを生じやすい。洗髪では頸部・肩甲帯の呼吸補助筋が上肢の保持に使われて呼吸を助けられなくなり、胸郭の動きも制限される。
【各選択肢の解説】
1. 食事
❌ 誤り。正しくは、食事は上肢を胸の前で使う動作で負荷が小さく、息切れは洗髪より軽い(咀嚼・嚥下中は呼吸が止まるため、早食いで息切れすることはある)。
❌ 誤り。正しくは、食事は上肢を胸の前で使う動作で負荷が小さく、息切れは洗髪より軽い(咀嚼・嚥下中は呼吸が止まるため、早食いで息切れすることはある)。
2. 排尿
❌ 誤り。正しくは、排尿は短時間で負荷の小さい動作で、息切れは軽い。息こらえを伴う排便のほうが息切れを生じやすい。
❌ 誤り。正しくは、排尿は短時間で負荷の小さい動作で、息切れは軽い。息こらえを伴う排便のほうが息切れを生じやすい。
3. 歯磨き
❌ 誤り。正しくは、歯磨きは片側の上肢の反復動作で息切れを生じることはあるが、両上肢を頭上に挙げ続ける洗髪より負荷は小さい。
❌ 誤り。正しくは、歯磨きは片側の上肢の反復動作で息切れを生じることはあるが、両上肢を頭上に挙げ続ける洗髪より負荷は小さい。
4. 洗髪
✅ 正しい。斜角筋・胸鎖乳突筋・僧帽筋などの呼吸補助筋が両上肢の挙上・保持に動員され、COPDで頼っている補助呼吸が使えなくなる。さらに前かがみの姿勢や息を止めがちな動作が重なるため、最も息切れしやすい。
✅ 正しい。斜角筋・胸鎖乳突筋・僧帽筋などの呼吸補助筋が両上肢の挙上・保持に動員され、COPDで頼っている補助呼吸が使えなくなる。さらに前かがみの姿勢や息を止めがちな動作が重なるため、最も息切れしやすい。
5. ズボンの着脱
❌ 誤り。正しくは、前かがみで腹部が圧迫され横隔膜の動きが妨げられるため息切れを生じやすい動作だが、両上肢を挙げ続ける洗髪ほどではない。
❌ 誤り。正しくは、前かがみで腹部が圧迫され横隔膜の動きが妨げられるため息切れを生じやすい動作だが、両上肢を挙げ続ける洗髪ほどではない。
【試験対策ポイント】
| COPDで息切れしやすい動作 | 理由 |
|---|---|
| 両上肢の挙上(洗髪・整髪・高い所の物を取る) | 呼吸補助筋が上肢保持に使われる |
| 前かがみ(ズボン・靴下・靴) | 腹部の圧迫で横隔膜の動きが制限 |
| 息こらえ(排便・持ち上げ) | 呼吸が止まる |
| 反復動作(歯磨き) | 呼吸のリズムが乱れる |
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