PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第52回 理学療法士国家試験 午後 第63問

生理学第52回午後

第52回 理学療法士国家試験 午後 第63問(生理学)の正答は 1 です。運動時は心拍出量が増え、血流は活動する骨格筋へ再配分される。

問題
運動時の循環反応で誤っているのはどれか。
  1. 1. 脳血流量は減少する。 ✓
  2. 2. 腎血流量は減少する。
  3. 3. 静脈還流量は増加する。
  4. 4. 分時心拍出量は増加する。
  5. 5. 骨格筋の血流量は増加する。

正答:1番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 77.4%やさしい

31人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 脳血流量は減少する。

運動時は心拍出量が増え、血流は活動する骨格筋へ再配分される。腎臓・内臓の血流は減るが、脳血流量は自動調節によりほぼ一定に保たれる点が問われている。


【各選択肢の解説】

1. 脳血流量は減少する。
❌ 誤り(=正答)。脳血管には自動調節能があり、血圧が変動しても脳血流量はほぼ一定に保たれる。正しくは、運動時も脳血流量はほぼ一定(中等度の運動ではわずかに増える)である。
2. 腎血流量は減少する。
✅ 正しい。運動時は交感神経の活動が高まり、腎臓や腹部内臓の血管が収縮して血流が減る。減った分は活動筋へ回される。
3. 静脈還流量は増加する。
✅ 正しい。筋の収縮が静脈を圧迫する筋ポンプ、呼吸が深くなることによる呼吸ポンプ、交感神経による静脈の収縮によって、心臓へ戻る血液が増える。
4. 分時心拍出量は増加する。
✅ 正しい。分時心拍出量=心拍数×1回拍出量であり、運動時は両方が増えるため大きく増加する。
5. 骨格筋の血流量は増加する。
✅ 正しい。活動筋では代謝産物(二酸化炭素・乳酸・アデノシンなど)の局所作用で細動脈が拡張し、血流量が大きく増える。

【試験対策ポイント】

部位・指標運動時
骨格筋(活動筋)増加
心臓(冠血流)増加
皮膚体温上昇に応じて増加
腎臓・腹部内臓減少
脳ほぼ一定
静脈還流量・心拍出量増加
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