第52回 理学療法士国家試験 午後 第64問
生理学第52回午後
第52回 理学療法士国家試験 午後 第64問(生理学)の正答は 4 です。交感神経は「闘争か逃走か」に備え、気道を広げ、心拍を上げ、消化・排尿を抑える。
問題
交感神経の作用はどれか。
- 1. 瞳孔の縮小
- 2. 膀胱の収縮
- 3. 心拍数の減少
- 4. 気管支の拡張 ✓
- 5. 膵液の分泌促進
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 79.3%参考値
29人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 気管支の拡張
交感神経は「闘争か逃走か」に備え、気道を広げ、心拍を上げ、消化・排尿を抑える。副交感神経の作用と取り違えた選択肢を見分ける問題である。
【各選択肢の解説】
1. 瞳孔の縮小
❌ 誤り。交感神経は瞳孔散大筋を収縮させて瞳孔を広げる(散瞳)。正しくは瞳孔の散大。縮瞳は副交感神経(動眼神経)が瞳孔括約筋を収縮させて起こす。
❌ 誤り。交感神経は瞳孔散大筋を収縮させて瞳孔を広げる(散瞳)。正しくは瞳孔の散大。縮瞳は副交感神経(動眼神経)が瞳孔括約筋を収縮させて起こす。
2. 膀胱の収縮
❌ 誤り。交感神経(下腹神経)は排尿筋を弛緩させ、内尿道括約筋を収縮させて蓄尿に働く。正しくは膀胱の弛緩。膀胱の収縮(排尿)は副交感神経(骨盤神経)の作用である。
❌ 誤り。交感神経(下腹神経)は排尿筋を弛緩させ、内尿道括約筋を収縮させて蓄尿に働く。正しくは膀胱の弛緩。膀胱の収縮(排尿)は副交感神経(骨盤神経)の作用である。
3. 心拍数の減少
❌ 誤り。交感神経は洞結節に働いて心拍数を増やし、心筋の収縮力も高める。正しくは心拍数の増加。心拍数の減少は副交感神経(迷走神経)の作用である。
❌ 誤り。交感神経は洞結節に働いて心拍数を増やし、心筋の収縮力も高める。正しくは心拍数の増加。心拍数の減少は副交感神経(迷走神経)の作用である。
4. 気管支の拡張
✅ 正しい。交感神経の刺激(アドレナリンβ2受容体)は気管支平滑筋を弛緩させ、気道を広げて換気を増やす。β2刺激薬が気管支喘息の治療に使われるのはこのためである。
✅ 正しい。交感神経の刺激(アドレナリンβ2受容体)は気管支平滑筋を弛緩させ、気道を広げて換気を増やす。β2刺激薬が気管支喘息の治療に使われるのはこのためである。
5. 膵液の分泌促進
❌ 誤り。膵液の分泌を促すのは副交感神経(迷走神経)である。正しくは、交感神経は消化液の分泌や消化管の運動を抑える。
❌ 誤り。膵液の分泌を促すのは副交感神経(迷走神経)である。正しくは、交感神経は消化液の分泌や消化管の運動を抑える。
【試験対策ポイント】
| 器官 | 交感神経 | 副交感神経 |
|---|---|---|
| 瞳孔 | 散大 | 縮小 |
| 心拍数 | 増加 | 減少 |
| 気管支 | 拡張 | 収縮 |
| 消化液分泌・消化管運動 | 抑制 | 促進 |
| 膀胱(排尿筋) | 弛緩(蓄尿) | 収縮(排尿) |
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